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Memorandum

2012/2/3

PC新調

今さらですが、年末に3年ぶりにPCを買い換えました。システムボード、CPU、メモリを一新しました。今回もあえてAMDを選択した俺は猛者!

CPUはシングルスレッド重視でPhenom II X4 970を選択しました。ターボコアを考慮するとX6もクロックの差は殆どないですが、動的なクロック制御がアプリケーションによっては問題を引き起こすケースもあるので小細工なしということで。ちなみに最近発売されたAMD-FXについてですが…絶対的なパフォーマンスでIntelに勝てないのはしょうがないと思えるんですが…昨年度のリコールの処理として行われている大幅なディスカウントが続いているのもありますし…しかし浮動小数点演算がPhenom IIに比べても非常に遅いのはかなり気になるので、今回はやめておきました。なんだかんだでSocket AM3+は今年いっぱい延命されるそうなので、今後に期待したいと思います。

システムボードはASRockのFatal1ty 990FX Professionalを選択しました。いつもはシステムボードはコストパフォーマンス重視で選んでしまうんですが、今回はCPUに回す予算をこっちらに回して奮発しました。EFI搭載ということで、システムボードのセッティングがGUIでできるのが素晴らしい。でも設定画面の背景にFatal1tyのご尊顔というのはすごいセンスだ…流石にこれは無いだろ…。実は今回もA-bitにしようかと思ってたんですが、A-bitって最近はもうシステムボード作ってないんですね。ファンコントロールとか細かく設定できて好きだったんですが残念です。

メモリは安いのをいいことに4GBを4枚、16GB分も買いました、未だにXPなのに…今年こと7に移行します。しかし失敗したのがDDR3-1600を買ってしまったこと。AMD-FXを見据えてDDR3-1866を買っておけばよかった…せっかくシステムボード側が対応しているのに…。まぁ、Webサイトのベンチマークを読む限りだと、パフォーマンス的には2%違うかどうかという感じのようですが。

とりあえず、ゲームについていえば、殆どのゲームで圧倒的にローディングが速くなって感動しました。特にCivilizationVは圧倒的に速くなりました。体感的に3倍くらい違う感じです。Phenom 9550の時の長いローディングが嘘のようです。Alpha Protocolもほぼ一瞬でロードが終わるようになってびっくりです。

今回唯一躓いた点は、PCI-Expressスロットに刺せるカードの種類の部分でした。自分は、HDDについてSAS RAIDカードを噛まして使っているんですが、このカードがPCI-Express x8対応なのです。一般的なシステムボードはx4かx16が一般的でx8というのはほとんど見かけないので、大は小を兼ねるということで今回空いているx16スロットに刺そうと思ったのですが、これが刺しても動かない。どうやら、x16スロットというのはグラフィックカード専用になっていて、インターフェースカードをここに刺しても使えないようですね。そういうわけで今回もx4スロットに刺して使っています。ちょっと残念です。

2012/2/26

iZotope Ozone 5

挿絵

iZotope Ozoneの最新版がいつの間にか発売していてびっくりです。自分は、ラジオ番組を毎晩予約録画しておいて、休日にまとめて聞いたりしているんですが、そこで耳障りなノイズを消したり多少のエフェクトを付けるためにiZotope Ozoneという波形編集ソフトを使っています。本来は、DAWのプラグインとして動作するマスタリングソフトウェア(楽曲の音をリリース用に調整するための機能に特化した波形編集ソフト)ですが、オーディオ再生ソフトであるWinAMPにAdapt-XというDSP/エフェクトプラグインを組み合わせることで、WinAMP上でDAW用(DirectX専用)プラグインを呼び出すことができ、標準装備のイコライザーに比べて、より複雑なエフェクトを付けることができるようになります。自分が使っているiZotope Ozone 4はマスタリングソフトウェアの中でも、かなり安価(2万円ほど…といってもmp3再生のためだけに使うにはかなり高価ですが…)なものですが、表示がグラフィカルでわかりやすくて気に入っています。といっても、全部の機能の使い方を知っているわけではなくて、一部の機能しか使ってないんですが…。

最新版の5ですが、機能的には4ベースでいくつかの機能を追加した感じでそれほど大きな変化は無いものの、編集精度が若干上がっているような上がってないような…。フィルティング後に付けられるイコライザーが追加されたのは、なかなかいいと思います。あと、エフェクトの効果を時間軸で確認できるようになったのもいい感じ。また、インターフェースが大きくなり、視認性がよくなったのもいいですね。過去の製品を持っているユーザーは$99でアップグレードできるようになっていますが、うーむ…。4で満足しているのでアップグレードは今回はいいかな…。しかし、5は昨年の10月に発売されたそうですが、自分はちゃんとユーザー登録してニュースレターの登録もしていたのに、新製品発売の案内メールとか全然無いんですねiZotope…。

来るか、宗教戦争…

Civilization Vの拡張パックGods and Kingsが近いうちに発売されるそうですが、宗教が新機能の一つとして追加されるらしいですね…。自分は4の宗教のシステムは好きじゃなかったので、どういう風な実装になるのか非常に不安です。内政にボーナスとか、都市にアドバンテージorディスアドバンテージ程度ならいいと思うのですが、外交面で影響が出るという4の仕様は、ただでさえ薄らとんかちなAIのアキレス腱にしかなっていなかった印象があります。

2012/3/5

Command and Conquer Red Alert 3: Uprising

Command and Conquer Red Alert 3の続編になります。2009年3月発売。内容は4つの短編キャンペーンと、チャレンジモードと呼ばれる新ゲームモード、追加新ユニットとなっています。ただしCoopを含めたマルチプレイはばっさり削除され、シングルプレイ専用となっています。その代り当時流行っていたスタンドアロンタイプ(本編のインストールが不要)の拡張パックとなっています。キャンペーン4つのうち3つは、本編のAlliesのエンディングの後日談を描いており、Uprising(反乱)のサブタイトルの通り、疲弊したSovietの反撃からストーリーが開始します。今作ではAlliesに兵器を供給する死の商人フューチャーテック社にスポットが当てられ、新たな秘密兵器を巡る戦いが始まります。もうひとつのキャンペーンは本編でサイキック兵士として登場したユリコ・オメガの物語を描いたものとなります。キャンペーンはどれれも4ステージと、本編の9ステージの半分以下のボリュームですが、本編の前半がユニットの特性を学ぶ練習ステージを兼ねていたのに比べて、こちらは最初からほぼすべての兵器が扱える、いわば上級者向けのシナリオとなっているので、案外ボリュームはあります。ただし、本編では全ステージCoop対応の、いわば2vs2の内容でしたが、Uprisingではマルチプレイがなくなっている影響で、友軍なしの1vs1という一般的なRTSの形を取っています。

挿絵 挿絵

とりあえずSovietのキャンペーンをクリアしましたが、本編と違って味方がいないのはちょっとさびしいですね。ゲーム中の通信の内容も味気ないものが多くて残念。敵専用ユニットは倒し甲斐があっていい感じですが、味方として使える新ユニットは正直かなり地味。ただし、フューチャーテック社を巡るストーリーは結構面白く、新しい登場人物も多い本編同様の実写映像はかなり盛り上がります。無駄に際どい女性キャラクターの制服ももちろん健在ですし…。

チャレンジモードは純粋にプレーヤーのスキルを試すスコアアタック的な内容となっており、本編と直接的なつながりのない独立したゲームモードとなっています。ちなみにマルチプレイは対応しないと書きましたが、一応NPCの司令官相手にスカーミッシュは可能です。本編で追加された新ユニットも使用できます。

Uprisingでは、本編を補完する内容(4つの追加キャンペーン)に加えて、本編のシステムを用いた上級者向けの新モード(チャレンジモード)、新しいコンテンツによる新しい戦術(追加ユニット)がそれぞれ手賢くまとまっていて、コンテンツ不足が指摘されることが多い拡張パックの中でも、お手本のような内容となっています。ただしマルチプレイが削られているため、完全にファン向けの内容となってしまっているのは否めませんが…。自分は本編が気に入ったので、なかなか楽しいです。

2012/3/10

轢き殺せ!!

挿絵

前回微妙と言ったUprisingで追加された新ユニットですが、ソビエトに追加されたGrinderという装甲車ユニットはちょっと面白い。キャンペーンでは敵専用ユニット扱いのこのユニットは、Apocalypse Tankから砲台を削って破砕ローラーだけを残したような外観をしており、他に武装が無いというビックリユニットです。しかし実際に使ってみると性能はやっぱり微妙で、ヒットポイントは高いものの小回りの利かない移動特性や、その敵に突っ込んでいかざるを得ない攻撃方法から、案外あっさり破壊されちです。クラッシュレベルが20なのも残念。Apocalypse Tankと同じ30あれば、敵装甲車を踏み潰して気分爽快! なんですがそれじゃ逆に強すぎるか…。しかし、そのフォルムと攻撃アニメーションはかなりかっこいいです。生産自体は序盤から可能なため、加速スキルをうまく使えれば…!

あと、ソビエトに追加されたユニットのひとつにDesolator Troopsという念願の毒物散布ユニットが! しかし肝心の使い勝手は微妙…。生産できる時期が遅いので、主力が装甲車に移る後半戦ではイマイチ活躍しきれないのが残念。汚染攻撃は装甲車や建物にも効果的で結構強いんですが、生産コストを考えるとやはり装甲車を生産して轢き殺した方が…。

2012/10/14

Kingdoms of Amalur : Reckoning

38 Studio制作、EA販売のアクションRPGです。2012年3月発売。オープンワールドベースですが、ストーリーにも力が入れられており、ついでにハックアンドスラッシュやアイテム収集要素もあるというような、いいとこ取りのゲームです。世界観は指輪物語に強い影響を受けている、いわゆるハイ・ファンタジーとなっており、このゲーム最大の特徴であるアクション要素が強い戦闘システムのおかげで、敵の攻撃をうまくかわしつつ反撃というような映画ロードオブザリングを彷彿とさせる派手な戦闘シーンが楽しめます。ボスには巨大なモンスターも多く、爽快感はかなりのものだと思います。ただし全体的に難易度は低めで、ごり押しで、殆どのシーンがどうにかなってしまうのは折角のシステムを生かし切れていない感じが強く、そこは残念。ただしその分レベル上げもほとんど必要ないため、かなりサクサク進みます。自分は同じオープンワールドのゲームで過去にThe Elder Scrolls IV Oblivionを遊んだことがありますが、どうにも面白く感じられなかったため、オープンワールド系は敬遠しているんですが、KoAではメインストーリーに演出を含めてかなり力が入れられており、かなり楽しめました。メインストーリーに力が入っているので、オープンワールドを意識せずに遊べる点はかなりいいと思います。

挿絵

自分は、とりあえずメインストーリーだけを追い続けた結果、16時間ほどでクリアできました。開発者の事前の話では、サブクエストも併せて大体100時間ほどのボリュームを想定しているという話でしたので、ボリューム自体は相当あると思います。また、新しいストーリーを追加するDLCが2種類販売されており、どちらも大規模な追加シナリオが楽しめるのも、いいんじゃないでしょうか。かっこいい武器も追加されるので、買って損はないかなと思います。KoAに限らず様々なゲームにおいて、アイテムを追加するだけなどのつまらないDLCが氾濫しているこの現状の中で、この2つは出色の出来と言っていいと思います。

残念な部分は若干バギーな点で、何度か直前のセーブデータからのリスタートを余儀なくされました。売り上げの不振から開発元が倒産してしまっており、修正パッチは出ないそうですが、予定していたパッチではさらなる高難易度モードの追加もあったそうで、残念です。

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2011/8/29 Illustration 更新

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