先日、話題に挙げたGears of Warですが、Xbox360での話題を聞くに、マルチプレイが面白い! とのことで、物は試しにと少し遊んでみました。ご存じのとおりXbox360ではMicrosoft自らXbox Live!というゲームのホスティングサービスをしており、基本的に同プラットフォームで発売されるマルチプレイ対応のゲームのほぼ全ては、このサービスを介してネット対戦等を実現しています。このXbox Live! は有料ながらオートマッチングなどが手軽に利用できるということもあって、なかなか好評を博しているそうですが、この成功の方程式をPCに持ち込んだサービスが、Windows版Gears of Warのマルチプレイでも採用されているGames for Windows Live! というわけです。

これはどういうものかというと、一応大雑把にいえば、Xbox Live! とのインターフェースやサービス内容の共通化を図って、PCでのマルチプレイをより簡便なものにしようというもので、そもそもネット対戦の源流がPCというプラットフォームにあることを知っている人間からすればなかなか野心的なサービスと言えるでしょう。現状のPCゲームのホスティングサービスの多くがGameSpyを利用している、もしくは大作タイトルにおいてはそのタイトル独自のホスティングサービスを提供している現状を考えると、PCにおけるネット対戦環境の改善策としては久々の大ニュースと言えるかもしれません。

ただし、前述のGameSpyなどの従来の競合他社のサービスと違う点は、Xbox Live! と同様にGames for Windows Live! でも有料購読が前提であるところで、Gears of Warに関しても非購読者(シルバーメンバーシップと呼ばれる)ではオートマッチングが選べない等の制限が課せられています。多くの…というよりMMORPGを除くほぼすべてのPCゲームのマルチプレイが、パッケージ代金に加えて追加投資の必要のない無償提供という形で解放されていることを考えると、流石プラットフォームホルダーMicrosoftという感じで、この挑戦的な内容にはPCゲームのマルチプレイの新しいスタンダードを作ろうとするこのサービスの成功についての絶対的な自信が垣間見られます。

というわけで今回はそのGames for Windows Live! 採用のGears of Warのマルチプレイのファーストインプレッションになりますが、このゲームでマルチプレイを遊ぶには、当然の如くGames for Windows Live! のアカウントを取得する必要があります。でも、これがちょっとめんどくさい…まぁそれはどうでもいいんですが、シルバーメンバーシップでは前述のとおりオートマッチングは選べません。従来のPCゲームでも一般的なサーバーブラウザからプレーヤーがホストしているサーバーを選択してのマルチプレイのみが可能です。しかし、このGames for Windows Live! のサーバーブラウザ、相手と自分の接続速度の指標となるPingが全く参照出来ないという仕様には思わず絶句しました。まぁ時間が悪かったのか、解放されているサーバーが2,3しかなかったため参加するサーバーの選択には迷うことはありませんでしたが…

どうも少し調べたところ、Xbox live! においてもPingの値は完全にユーザーが意識しなくていいように隠蔽されているようです。Games for Windows Live! の仕様もそれに追従した形を取っただけということは容易に想像できますが、ちょっと不便ですね。また、これはGames for Windows Live! の仕様かどうかは知りませんが、Windows版Gears of WarではDedicated Server Programが用意されていないのも残念な部分です。他に気付いた欠点として、サーバーブラウザに表示されるサーバー名がホストのプレーヤーの名前そのままで変更できない点や、ユーザー名を変更する手段がなくクランタグを付けられない点、サーバーにパスワード掛けられない点などが挙げられます。

ただ、Gears of Warのマルチプレイ自体はとても面白いです! 全体的にペースがゆっくりなのが自分にとっては丁度いい感じです。Doom3のマルチプレイとか好きでしたし。ただ、やっぱGames for Windows Live! 採用のマルチプレイについては不備が多く感じられて何とも、開発側はマップエディタをパッケージに同梱したりして流行らせる気満々という感じですが、発売してまだ間もないのにも関わらずあまりプレーヤーが多いとはお世辞にも言えない現状では、Dedicated Server Programの配布などがない限りこのまま失速してしまいそうな気がします。というか、よくこの内容でUnreal Tornamentで名を馳せたEpic Gamesがゴーサイン出したなという感じがしました。

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昨年Xbox360で発売されて人気を博した同名のゲームのWindows移植版になります。Xbox360では日本語版も今年の初めに発売されているので、たぶん知名度はかなり高いゲームだろうと思います。ファミ通でも結構得点高かったような気がしますし。このWindows版ではオリジナル版に比べグラフィックが強化され、ステージやマルチプレイモードの追加に加えてマップエディタを同梱しての、一応パワーアップ版という位置づけになっているようですね。

グラフィックは非常に綺麗ですが、ちょっと明暗がきつすぎて目が若干疲れやすいような…。スクリーンショットを見るとFPSに近い感じに見えますが、実際のゲームデザインはシューティングゲームというよりはアクションゲームという趣きで、とにかく撃って動いて撃って動いて…というよりは、撃って動いて止まって考えて、みたいな感じで進みます。まだ序盤しか遊んでいませんが、ゲーム進行はもうひたすら部屋から部屋へのリレー形式で、敵を全員倒したら次、敵を全員倒したら次、というふうな繰り返し感は免れない感じで、このゲームが面白く遊べるかどうかは、とにもかくにもカバーアクションと題されたゲームデザインがお気に召すかどうかにかかっていると思います。私は非常に面白いなーと思いましたが、爽快感というよりは、どちらかというと敵との駆け引きに面白さの重点が置かれている感じで、(海外のレビューなんかでは軒並み高得点なものの)好き嫌いが分かれそうな感じがちょっとします。

あと敵のLocustたんに可愛さを見出せるかも、面白く遊べるかという点で結構重要かもしれませんね。同じXboxからの移植でMicrosoft Game Studios発のゲームというとHaloが思い浮かびますが、前述の繰り返しの強いゲームデザインに加え、特徴的な敵キャラクターが用意されている所なんかはそっくりという感じがします。ただCovenantと違って、Locustはお茶目無しのシリアス100%という感じで、ちょっと行動パターンも多彩とは言い難く、その点は残念。でも私は遊び始めたばかりでまだ序盤なので、今後ラブリーチャーミーな敵役が出現するかもですな。

そういえば家庭用ゲーム機からの移植ということで気になるのが操作方法の変更ですが、このゲームはGames for Windowsブランドでの発売ということでマウス+キーボード操作に加えてXbox360パッドに標準対応しています。そういうわけでXbox360パッドを使えばオリジナル版の操作性が完全再現できるというわけで、タンスの肥やしになりがちな私のワイヤレスコントローラーが久しぶりに大活躍なんです! 振動にもばっちり対応でぶるぶるしまくりですし! …でも…本当はたぶん、マウス・アンド・キーボードの方が遊びやすいんだろうなー、とかは思います。というか慣れてないせいもあり、キーは押し間違えるわ照準を合わせるのにはもたつくわで、序盤からゲームオーバーになりまくりです。いやーん。でもコントローラーなんて普段全然使ってないし、こういう時しか活躍の機会もなさそうなので、ここは意地でもコントローラーでゲームを進めなきゃなわけです。

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実は…と言うほどの事でもないんですが、生まれて初めてマウスパッドというものを購入しました。サンワサプライの1200円のやつ。今まではノートに挟む下敷きとか雑誌とか、前にマウス新調の時にお話しした通り、最近だとプリンタ用紙(プリンタを持っているわけではありませんが、メモ用紙として大量に保持しております)とかで間に合わせていたんですが、物は試しというわけです。

本当のことを言えば、なにも敷かないのが一番いいと思うんですが、なんかこの前買ったマウスのRazer Krait君は、机の木目調が苦手なのか素ではポインタが飛びまくるので…という話は前回した通りだったんですが、その後プリンタ用紙が手の汗で紙が破けてきて情けない事この上なくなってしまったという後日談があって、今日の話につながるわけです。足を運んだ先はソフマップだったんですが、なんか1000円前後のマウスパッドにまぎれてエアーパッドプロとかいう3000円超(!)のマウスパッドがあったりして、やっぱ3000円くらい出すべきなんだろうかとか少しだけ迷いましたがやめました。前回、マウスはいいものを使うようにしているなんてカッコつけましたが、マウス敷きには全然こだわっていなかっというオチなわけです。これが頭隠して尻隠さずということなのか、っていうか1000円でも高いと思うんですが、3000円ってやっぱ破格ですよね…あれは…。

で、実際に使ってみるとそれほど劇的な変化があるわけではないものの快適…、しかし問題が一つ。なんとマウスを持ち上げて(モニタに表示されるポインタの位置をずらさずにマウスの位置を変えようとする)も、マウスポインタが動いてしまう! どうやら、ツルツルの鏡面加工的な表面が災いするのか、なんか今まで以上にマウスを持ち上げないと、マウスがパッドに密着していない状態でも検知してしまうようです。そういう感じで、ちょっと慣れないうちはつらそうです。でも他のマウスでもそうなのかと思い、マイクロソフトのワイヤレスレーザーマウス(Microsoft Wireless Laser Mouse 8000)でも試してみると、こっちは大丈夫なんですよね(Kraitは旧来の光学式マウス)。この辺は、やっぱり相性とかあるのかなー、とか考えております。っていうかマイクロソフトのマウスだと木目調でも全然大丈夫なんですよね。ちょっとKrait君は、やっぱりセンサーがタイトというかピーキーというか、パワー(?)バンドが狭いですよ奥さん。やっぱ、あれか、3000円コースが正解なのか、そうなのかー、がくっ。でも冷静に考えると3000円なら別のマウス買った方が早いかもですな。

私的ゲーム事情近況

むーん、例の秋のPCゲームラッシュ真っ只中ですが、この頃あんまりゲームやってないんですよね。最近では2週間くらい前に「The Witcher」を買ったものの、未だインストールすらしていないという体たらくです。というかその前にもgame4youの閉店セールで「Enemy Territory: Quake Wars」の限定版を買ったはいいもののDemoで満足してしまって、やっぱりインストールしてないとか、一応「Neverwinter Nights 2: Mask of the Betrayer」も購入してはあるんですが、未だに本編もまだクリアしてないしーみたいな情けない状況であります。そもそも、先週家を整理したついでに上記のゲームと「S.T.A.L.K.E.R.: Shadow of Chernobyl」(拡張パックが出るとか)と「Dominions 3: The Awakening」(マニュアルばっか読んでます)を除いて、まとめて処分しちゃったりして、本棚もえらくさみしい状況になってしまっているとか、そんな微妙な状況になっております。っていうか一番微妙なのは、海外PCゲームの話題を取り扱っていると豪語しているこのサイトへと、海外PCゲームの話を読みに来ているにもかかわらず、こんな微妙な話を聞かされていることですな。いやはやすみません。

それはともかくポジティブに考えると、11月の発売ラインナップはすごい豪華絢爛ですね。遂にPCにも「Gears of War」が来たなーとか、「Unreal」の新作もついに登場かーとか、小粒そうだけど「BlackSite: Area 51」や「Kane & Lynch: Dead Men」「Beowulf: The Game」もなかなか面白そうだなー、とか思っております。「Crysis」も大作の一つですが、先月末にリリースされた体験版の印象は個人的にあまり冴えなくて、(買うまいか)どうしようかという感じです。

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Splash Damage開発、id software監修のチーム戦FPSの体験版になります。基本的にゲームはインターネットを通してのマルチプレイに重点が置かれており、このPlayable Demoでも実際にマップ「Valley」を使ってマルチプレイが楽しめるようになっています。また、AIプレーヤーを利用してオフラインで遊ぶこともできるようになっています。

システムが結構複雑で、少しずつ把握しながらAI相手にひたすらEnemy Territory Offlineしているんですが、オフラインでも非常に面白くてびっくりです。ゲームシステムはチーム戦が主体ということでだいぶ複雑ですが、AIが非常によくできていて驚かされます。開発者が以前にAIの出来について「今まで発売されたゲームの中でもっとも賢い」なんて断言してた記憶がありますが、確かに状況に応じて臨機応変に作戦を変えてくるなどの高度な行動も目立ち、その挙動には素直に感嘆します。

グラフィックは広大なマップを遠景まではっきりと描写しているのが特徴的で、雰囲気も油臭い金属の質感なんかがよくできていて綺麗ですね。特に車両の挙動や兵士の動作などのキャラクターアニメーションが滑らかで、非常によくできていると思いました。

最初の話に戻りますが、オフラインで遊んでいる理由はもともと私がマルチプレイが好きじゃないというのもあって、いつも大抵はシングルプレイ主体のFPSに付いているおまけ的存在のDeathmatchをたまにちょろっと遊ぶくらいなんですよね。最近はのチーム戦FPSとして定番のカウンターストライクに加え、バトルフィールドやチームフォルトレス2、シャドウランなどもよくメディアなどで注目されて、いわゆるチーム戦FPSブーム真っ只中という感じですが、全然興味がわかなくて残念です。というか、こういうゲームって大抵がモチーフとして第二次世界大戦や現代戦などを使っていてミリタリー色が強い傾向がありますが、私はミリタリー好きじゃないのでもっと興味がわかないというわけです。反面ロボットや怪物系なんかは結構好きでSFが大好きなんですが、あんまりSFって最近流行ってないみたいですね。

今回のQuake Warsの場合、珍しいことにロケーションは純SFって感じで、巨大ロボットや怪物も出てくるし、AIが賢いから一人で遊んでいても面白いし、いい感じです。ただ体験版を遊んだ限りだと、システムが複雑な反面チュートリアルらしい導入補助もなく、だいぶ玄人向けという印象がぬぐえないゲームという感じで、今後は(既に製品版も発売されているわけですし)プレーヤー人口を同時期に発売されたチームフォルトレス2などの競合ソフトに食われてしまうのか、それともid software久々の(マルチプレイの)スマッシュヒットにつながるのか、その動向が気になります。

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一応今週のビッグニュースと言えば、やはり海外のPCゲームの並行輸入品を取り扱っていたgame4youが閉店してしまったことでしょうか。日に日に安くなっていく在庫処分品のリストを眺めながら、最初は4万円近かったLogitech製のハンドルコントローラの価格がどこまで下がるのかな~、なんて(厚かましいながら)期待しながら眺めてましたが、最終的には2万円を切るくらいまで下がっていたようですね。っていうかいつの間にか売り切れてて、自分のここぞというときの勝負弱さにちょっとショック。実は密かに狙ってたりしてたんですが、ハンドルを握る前に、熾烈なF5レースに見事に敗北してしまいました。なんちって、なはは。

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キャンペーンをこつこつ進めておりました。そして遂にクリアしました。やったー。一応ストーリーは一段落したようですが、どうやらまだ事態が完全に鎮静化していないことが示唆されたりと、これは拡張パックへの布石なんでしょうか。っていうか拡張パックでるんでしょうか。

難易度Easyで進めていたので終始苦戦することはなかったですが、どうもやっぱり単調さが目立ってしまって度々手が止まりました。大体、半分近くの地域で起こる戦闘が似たようなマップでのスカーミッシュになってしまっているのに加え、結局、戦略マップで用意されたほとんどの地域をコンクエストする必要があるため、どの地域も早くクリアするか遅くクリアするかの違いくらいしかないんですよね。しかも遅くクリアしても早めに潰しても敵の戦力には変化がないので、結果的にほとんど一本道のキャンペーンと差がないのが残念です。ただ、地域を征服することでポイントが得られ、その割り振りは結構面白かったです。限られたポイントを使って自分の軍をどうやって強化していくかは、割とシンプルなシステムながら、なかなか面白いと思いました。この単調さは、たぶん単純に練り込みが足らないだけだと感じたので、続編があるならば、出来れば路線を変更せずにさらにブラッシュアップしたキャンペーンシステムに期待しています。

キャンペーンでは、専用のヒーローユニットが多数用意されていますが、その中でも個人的にお気に入りなのは毒使いPulitoreちゃんです! 問答無用の毒散布キャラ。なんてったって私はポイズン大好きなのです。大体、大抵のストラテジーゲームでステータス異常:毒は鬼門なんです。敵が使ってくるとこの上なくいやらしいのに、いざプレーヤーが使おうとすると全然使えないという、何とも言えないこのはがゆさ。っていうか徐々に体力が減っていったところで、もらうダメージはもらうので、ほとんどのゲームでは結局それならさっさと正面から殴ったほうが効率がいいという案配…。まぁでもRoLにおける毒の効果は以外(と言ったら失礼ですが)に馬鹿に出来ないものとなっております。なんだかんだで毒を散布してとっとと逃げるという選択肢が取りやすいのが、最大の要因かもしれません。でも、やっぱ、冷静に考えると、相対的にはそれほど強くないような…。

Unreal Tournament III Beta Demo

なんというかゲーム内容以前に、どれどれの環境でフレームレートがいくつ出たという話が先行するゲームはそれほど多くありませんが、その筆頭がこのEpic GamesのUnrealシリーズ(とid SoftwareのQuakeシリーズ)なわけです…たぶん。というわけで遂にQuake 4以来(Doom 3以来かな?)、テクノロジーデモソフトの新打ちがついに登場! って感じで個人的に盛り上がっているんですがどうでしょうか。っていうか最近は次世代ゲーム機戦争もあって、そっちにお株を取られていたような気がしないでもありませんが、個人的にはこのUnrealシリーズの新作登場によって、これでやっとPCにテクノロジーデモソフトの主導権が戻ってきたかな、と個人的に感じているわけです。まぁそれがいいことなのかどうなのかはちょっと判断できかねますが…。まぁ、ともかくエンドユーザーにとっては、うわー、すごいグラフィックだよー。すごいすごい言ってればいいわけです、ゲームの内容自体はともかくとして。

そんなわけで実際に遊んでみると、やっぱグラフィックはめちゃくちゃすごい奇麗なわけです。もっとも最近はFPSから遠ざかっていたせいか、いつのまにかすごい進化してるなー、という感じですね。しかも私の環境でも(Athlon64 4000+, Radeon X1900CFE, Memory 2GByte)、設定項目最高で比較的スムーズに動作するのが感動的です。

それでゲーム内容ですが、今回のPlayable DemoではDeathmatch用のマップ2つとVehicle CTF用のマップが一つ収録されており、それぞれマルチプレイとbot(AI)を利用したシングルプレイに対応しています。マルチプレイはボコボコにされるのがオチなので(っていうか、ぶっちゃけUnreal Tournamentシリーズ遊ぶの初めてなんですよね、なはは…)、シングルプレイでbot相手に遊びましたが、ゲームデザイン自体はシンプルというか、よくあるDeathmatchの基本に忠実な感じでよく出来ていると感じました。特にAIが非常によく出来ていますね。Deathmatchについては標準難易度のModerateが、これがまた絶妙な弱さで、へぼな私でも殺し殺されながらマップを把握できる感じのこの辺のさじ加減が流石老舗ディベロッパーという感じでいいんじゃないんでしょうか。Vehicle CTFについても、新要素のホバーボードがゲームのテンポをうまく速めている感じで、大きなマップを動き回るストレスを軽減する方向へとうまい具合に機能してるなーと感心しました。全体的に奇をてらわずのオーソドックスな出来ながら、着実にブラッシュアップに成功しているという感じで、新世代のスタンダードを作ろうという意気込みが感じられる出来だと思いました! 製品版に期待が高まります。

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久しぶりにゲーム以外の話題も書いてもいいんじゃないかな、とか思ったりしております。え? 久しぶりも何も更新すること自体久しぶりじゃないかって? うわー、そうだったー。でもマイペースが長く続けるこつなんですよ、たぶん…きっと…すみません。

いやいや、話を元に戻しますが、今回は近況的雑談と銘打って、PC関係の話題にしぼりつつ今年半年位の私のパソコンライフ総括をしてみようかと思っています。拍手! (うそですすみません)

ぱっと思いつくところだと6月にノートパソコンを新しいの買ってたり。それと今月の初めにはグラフィックカード買い替えたりもしました。それ以外にもちょこちょこあるんですが、何から話していきましょうか。…っていうかそれぐらいしかないんですが。

じゃ、まずはグラフィックボード買い替えからだー! って、そんなもったいぶって言うことでも全然ないんですが、秋の新作ラッシュを控えて、Radeon X1600XTじゃ力不足なのは明白で、思い切ってSapphireのRadeon X1900 CrossFire Editionを中古で買いました。お金ないし、とにかく予算1万円台でコストパフォーマンス重視で探したんですが、結局9月の初めにじゃんぱらでX1900CFEが安く売られているのを知って、それでいいかなという感じで決めました。

で、パフォーマンスの方は、んー、まぁまぁ…だと思います。Flight Simulator Xの体感速度は大分上がったような。ただ冷却システムで2スロット占有という仕様は、なんかどうもちょっと損した気分になりますね。ともかくまぁそれで、その目的である秋の新作ラッシュで、個人的に一番期待しているのがUbisoftのAssassin’s Creedなんです! これ遊ぶために買い替えたといっても過言ではないんです…が…あれー、なんかPC版だけ発売日がアーリィトゥーサウザンエイト(early 2008)にディレイ(delayed)ですって~。はうぁー。…まぁ、現実なんてそんなもんですよ。はぁ~、がくっ。

次はノートパソコンの買い替えの話題ですが、6月にAppleのiBook G4 12inch 1.33GHzを中古で買いました。丁度7万円して、今年一番の買い物になりました…。まぁどうでもいいんですが、それまで私はIBMのThinkPadが好きで、持ち運びに便利ということでB5ファイルサイズのX21を使ってました。これは中古とはいえ親に買ってもらったということもあり大事にしたいんですが、インタフェースがUSB 1.1だったりして古さは否めないので、前々から買い替えたいな~とか思ってたんですよね。バッテリーも死んじゃって、出先で使いにくい状態が続いてたってのもあるんですが(バッテリーって新品買おうとすると結構高いんですよね。でも中古は当たり外れがありますし…)。次ももちろんThinkPadが検討対象で、後継のX31とかX41とかを最初は考えてたんですが、そのまえに買った最初のノートパソコンもThinkPadだっだわけで、黒黒黒というのもつまんないかなぁ、と考えて、思い切って冒険して今回はMacintoshにしてみました。

3ヶ月使っての感想になりますが、重量2.3Kgってやっぱ結構重いですね、12inchモデルということで大きさはそれほどでもないんですが。買う前に考えていた、X21が1.6Kgだから、700gくらいどうってことなだろーとか軽い考えは、大きな誤りでした。まぁ、ただそんな頻繁に持ち歩くことはまずないので、個人的にはそこまで気にはなりませんが、モバイル用途としては敬遠すべき感じですね。まぁでもその分パフォーマンスはそんなに悪くなくて、プリインストールされていたTigerも軽快に動作するので、その点は非常にいいですね。前のオーナーがメモリを1Gに増設してくれていたというのにも助かりました。仕様に関してですが、光学ドライブがスロットインなところが、Appleらしさを感じつつ一抹の不安を感じさせますね…。あと、凹凸の全くない筺体デザインは個人的に好みですが、真白でツルツルのボディーは汚れと擦り傷がめちゃくちゃ目立って、ちょっと気になります。また、液晶ディスプレイと連動して天盤のリンゴマークが光るという馬鹿馬鹿しい仕様はあまり好きにはなれませんが、バッテリーにLEDのインジゲータを内蔵させて、本体の電源を入れずにバッテリー残量を確認できる仕様は非常に評価できます。

とまぁ、簡単ですが、気づいた点はそんなところでしょうか。全体を通していえば、結構いいじゃんという感じですね。Windowsとの連携機能も含めプリインストールソフトウェアも充実していて、Microsoft Officeも動くため、それほど本気じゃない使い方であれば、Windowsの代替機としてもそう悪い選択ではないように思えますが、それで他人に勧められるかというと、素直にWindowsマシンを買うに越したことはないという感じもします。もうDTPで持て囃されたころから10年経ってしまってるわけで、業務用なんかでMacじゃないとダメという縛りもない個人利用に関して言えば、もの好きが買ってそれはそれで不満なく、という位置付けが一番似合っていると感じました。余談になりますが、ゲームに関連した部分では、グラフィックアクセラレータにMobility Radeon 9550を採用していて、VRAM 32MながらCivilization IVが動きます。っていうか、Mac版のCivIV本体とWarlordを買って、夏休みにちょこちょこ遊んでました、なはは…。さすがにグラフィック設定は最低まで落としてもフレームスキップが目立ちますが、ターンベースなんで特に問題は感じませんでした。でもやっぱ、建造物が多くなる後半は大分きついですけどね…

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引き続きFlight Simulator Xを遊んでいます。Missionをこなしたり、Free Flightで飛んでみたりと、スローペースながらも着実にPilot Recordを更新しております。しかしながら、着陸がどうも苦手で困ります。FSXのオンラインマニュアルでも書いてありますが、飛行機の操縦の中で何が一番難しいかって、着陸なんですよね。これが綺麗にこなせるかどうかでパイロットの腕が変わってくるわけです!

私は以前、Lock on : Modern Air Combatという現代戦闘機がテーマのコンバットフライトシミュレータを結構がんばって遊んでたんですが、そこでもやっぱり泣かされたのが、着陸でした。なんつったって、敵と戦うなんて二の次三の次で、任務終了後、無事に着陸出来るかどうかという点に個人的にエキサイティングを感じていたような記憶さえあります。思えば、何十回もタッチアンドゴーを繰り返してなんとかという感じでした。でももうそれも大分前のことで、もはや全部忘れちゃった…、なはは。というわけで、どうにもこうにもフレアを当てるのがどうもうまくいかんなーとかそんなこんなで苦労しています。あうあうあ~。

スクリーンショットは曲芸飛行を得意とする、Extra社の飛行機、Extra 300です。秋の新千歳空港周辺をFree Flightしてみました。

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今日は涼しかったので、久しぶりにゲームです。フライトシミュレータの決定版 Microsoft Flight Simulator Xです! まぁはっきり言うとPCゲーマーを名乗れるかどうかの境目は、このシリーズを遊んでいるかどうかである、という点について異論はないでしょう。ぶっちゃけ、最近はFPSだのMMORPGだのというジャンルが台頭してて、フライトシム? なにそれ食べれるの、てな感じですが、甘い、甘すぎます! そんなマウスぐるぐる回してるだけのゲーム達でひよってるだけで、PCゲーム最高~、洋ゲー最高~、とかマルチプラットフォームの弊害だ! とかDirectX 9完全対応がどうとか、エロソーに語ってないでいただきたい!

とまぁ、限りなくしょーもなくも掴みはこんな感じでしょうか。一応言っておくと、以上のことはもちろん全て冗談なわけで、気分悪くさせてしまってたらすみません。過激に危険に火がボーボーですな。しかしながら、最近はホント、フライトシミュレータというジャンルはいつのまにやら絶滅寸前ですね。そんな中でも、フライトシミュレータの決定版として根強く支持されつつ、ここ最近は2年に一本のペースで順調にシリーズを伸ばしているのがMicrosoftが放つ Microsoft Flight Simulatorシリーズなわけです。で、今回遊んだのは去年の秋に発売された最新作 Flight Simulator Xです。最後のXの読みは、えっくすではなくて、テンになります。どうでもいいですが、このタイトルを書くたびに、MacOS Xの初期バージョンが発表された当初、何も知らずにまっくおーえすえっくすと読んでしまっていた恥ずかしい記憶を思い出します…。

この最新作では、従来作に比べてグラフィックの更なる向上と、ゲームモードの充実が図られています。最初にエラソーなことを言っておいてなんですが、実はこのシリーズを遊ぶのは、Windows98対応で話題を呼んだ名作 Flight Simulator 98以来、9年ぶりになります。98に比べると、Xのグラフィックはもうすさまじい程の進化っぷりで驚きますね。自然描写が奇麗なのは当然のこと、視点を3Dコクピットにしたとき、太陽の位置によってコクピット内に落ちる影が変わるのはちょっと感動です。また今回、大きく宣伝されていたミッションモードは、チュートリアルから応用的なものまで51種が用意されており、初心者も段階をおってスムーズに飛行機の操縦が学べるようになっているのが好感触。マルチプレイは、最大32人で遊べるようになっているようです。

とりあえず、今日1日遊んで、チュートリアルミッションの大半は終わらせました。リアリズムの設定は標準で。残すはヘリコプターなんですが、まぁこれはアレですね…。マジ鬼ですね。ちなみにスクリーンショットはグラフィックの設定を限界近くまで上げてみて、キャプチャしました。これじゃゲームになりません。普通に遊ぶ時は、私のPCではMedium highがちょうどいい感じです。

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久しぶりに、ちょっとだけNeverwinter Nights 2を進めてました。舞台は夜の村からダンジョン探索へと移り変わり、ゲームも会話中心から戦闘中心にシフトし始めた感じでしょうか。ついでにレベルアップ! DnDはレベルアップの処理がとても深く、レベルアップボーナスとして豊富に用意されたスキルやフィートの中からどれを選ぶかを悩むのが楽しいところなのですが、やっぱり今はとりあえずストーリーを先に進めたい思いも強くて、Recommend(推奨)で一発処理です、なはは…。私の選んだクラスはWarlockなんですが、このクラスの特徴的なところは、魔法使い系のクラスでありながら、覚えた魔法は何度でも使えるところ。低レベルでも、戦闘中に使用制限に悩まなくていいのが面白いところです。でも反面、魔法の効果は抑えられ気味な感じも。

スクリーンショットは主人公と、その幼馴染的存在。主人公は真黒ですが、これはMoon Elfという種族を選んだからです。Dark Elfとよく似ていますが、温和な性格をしているらしい。ちなみに幼馴染は女の子がもう一人いたんですが、なんと…。

ちなみに、私が買ったパッケージはUK版なんですが、DVDのトールケースにマニュアルが30ページくらいの簡素なやつなんですよね。内容はゲームの基本的な解説のみで、DnDのルール全般はインストールされたフォルダにあるpdfを参照しなきゃいけないんですが、これが(閲覧するには背景とかの処理もあって)重い…。US版にはちゃんとpdfの内容が印刷されたスパイラルバウンドが付いてくるみたいなので、ちょっと失敗したな~、と思いました。まぁ値段が若干安かったんですよね、US版より…若干ね…。

E3 2007

うーむ、PCゲームはFPSが多いですねー、っていうかFPS以外ほとんど無いって感じですね。RTSやRPGはホント少ないですねー。もちろん前者の中でもBioshockやCrysisなど、面白そうだなぁと思ったものも多かったですが、最近は結構、後者の二つのジャンルを中心に遊んでいるので、ちょと残念です。まぁ、でも今日は少ないながらも、その二つのジャンルからいくつか気になったゲームを軽くピックアップです。ちなみにソースはGamespotです。

まずはSpureme Commanderの拡張パック、Forged Alliance。内容は、さらなるグラフィックの強化、新たなるFaciton、新しい110のユニットなど。新しいFacitonとは、本編でもAeonの祖先として語られていたSeraphim。エイリアンに最初に接触したと言われるSeraphimは、他の三つの種族とはまた違う兵器を使うらしいです。またAIの向上にも力が入れられているようで、個人的にはとても期待しています。

The Witcherは、なんかまだ出てなかったのという感じですが、10月発売だそうです。これはAndrzej Sapkowskiの同名の小説(翻訳によってはThe Hexerとも)をもとにしたRPGで、ストーリーは小説の世界の5年後の世界が舞台ということです。Witcherというのは、ゲーム中でモンスター狩りをする種族を指す言葉で、主人公は最後のWitcherの一人であるGeralt of Rivia。Witcherはその特異な能力と外見から人々からは迫害され、主人公も原作の小説の最後で死んでしまう(らしい)のですが、ゲームでは彼が記憶を失った状態で蘇ったところから始まるんだそうです。延期を続けていますが、グラフィックは今でも十分美しいですし、数少ないPCプラットフォームRPGの期待の一作ですね。

RPGをもうひとつ。最初にも取り上げたNeverwinter Nights 2の拡張パックMask of the Betrayerは2007 Q3発売予定。主人公は本篇から引き続き、ストーリーも本篇の直後から始まるようです。20~30時間程度のボリュームを予定。新しい種族と二つの新しいクラス、新しい30体のモンスタータイプに、最高レベルが30レベルまで拡張されるとのことです。とりあえず、発売するまでに本編をクリアしなきゃー。

他には、ターンベースですがJagged Alliance 3が結構注目されている感じですね。4Gamerでも短いながら記事に起こされていますし。私も実は、2を持っているんですよね、拡張パック込みのGold Packなんですが、まえにワゴンセールスで980円という値段で安くて買ったまま積んでしまっています。これだけ処分せずに残ってます。似たようなゲームとしては1C Companyから7.62というゲームも今年のE3で発表されており、なんか結構地味に人気があるジャンルであることが伺えます。

あとまぁ、最後になりますが個人的に注目しているのがZoo Tycoon 2: Extinct Animalsでしょうか。実は私、ウェブでは取り上げていませんでしたがMarine Maniaまで持ってるんですよね。私はあんまり箱庭ゲームは好きなほうではないんですが、このゲームは結構ハマりまして、時間をおいてはちょくちょく遊んだりしてます。っていうか、3Dで動く動物達の何気ない仕草にノックダウンです。最近流行の癒されるっていうんでしょうか、動物園経営は結構大忙しですが。グラフィックは、正直あまりぱっとしませんが、動物のアニメーションなんかは流石によくできていますね。システムは比較的シンプルにまとまっている感じですが、繰り返し遊んでもゲームプレイが単調にならないようにゲームモードはよく練られており、ちょっとしたバックグラウンドストーリーで興味を引いていくようなキャンペーンや、ランダムに発生するイベントをこなしながら称号を得ていくチャレンジモードなどよく出来ており、マイクロソフトの作るゲームって本当にソツが無いなぁ、と感心しきりのゲームです。この拡張パックでは副題通りに絶滅した動物たちが追加されるようです。

しかし、Dragon Ageは今年もE3で出展なしということは来年に延期かな~。

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