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ほぼ3年振りの更新…。なんてこったいです。ゲームはちょくちょく遊んでました。というわけで、これからしばらくは記憶を頼りに、この4年間で遊んだゲームの感想を書いていければと思っています。

Tom Clancy’s The Division

発売された際に限定版を予約して購入したものの、当時のPCでは正常に動作せずそのまま遊ばずに…、今更ながら引っ張り出してきて遊んでみました。Ubisoft開発および販売のMOアクションRPGです。2016年3月発売。

年末商戦の折、2ドル札に付着されていた致死性の高い強力な天然痘ウィルスにより混乱したニューヨークが舞台です。バイオテロを行ったテロリストの行方は分からないまま、その混乱に乗じた多くの暴徒によって無政府状態になった現状を打開するため、プレーヤーは国家所属のエージェントとして混乱の渦中に身を投じていくこととなります。ゲームシステムはオーソドックスなサードパーソンシューティング(TPS)にオンラインプレイとアイテム収集の要素を加えており、同種のゲームは主にルートシューターとも呼ばれています。

ソロプレイにて45時間ほど遊んで、サブミッションとメインミッションを一通りクリア。アクション部分はかなり普通のTPS…当時流行のカバーアクションを中心としたオーソドックスなものです。ただしマルチプレイ前提の難易度設定になっているのか、とにかくボスの体力が高く感じました。少なからず、障害物にスタックした敵をひたすら打ち続けるような攻略法になってしまってしまったのが残念。RPG部分のゲームメカニクスは、ハックアンドスラッシュとトレジャーハントが核となっているDiablo2にかなり近いと思いますが、様々な武器や防具の組み合わせによるキャラクタービルドはなかなか面白い。ただしどの装備品も大きく戦術を変えるような効果を持つ装備品は少ないため、ひたすら敵を打って進むプレイにはかなりのリピート感は否めないです。発表当時の映像を見て、もっとストーリードリブンなアクションゲームを想像して購入していたため、そもそもゲームジャンルが異なっていたことに驚きました。

グラフィックはとにかくすごいの一言。冬の荒廃したニューヨークは圧巻の完成度です。オブジェクトの細かい作り込みや、太陽のライティングなど、どこに行っても絵になるという感じで、散策しているだけで楽しいです。バイオテロで混乱した舞台設定も日常から一歩踏み外した非日常という感じで好きです。

総じて雰囲気は抜群なんですが、単調なゲームプレイが目立ってしまうのが少々残念なゲームです。進行に合わせて様々なスキルが解禁されていきますが、戦術が大きく変わるという物はなく、Diablo2と違って変化を感じにくい。Watch Dogsもそうなんですが、全体的に惜しいというかなんというか…

ちなみに、シングルプレイでも常時オンライン接続で、セーブデータもオンライン上に保存される仕組みです。いずれ来るであろうサービス終了と共にこのニューヨークにはアクセス出来なくなってしまうのだろうかと思うと惜しい気持ちになります。

余談ですが、当時購入した限定版には、実際に主人公がゲーム中に装備している腕時計のレプリカが付いており、ゲーム中の発光ギミックも再現したなかなか凝ったものとなっています。時計としてちゃんと機能するものになっていますが、実際付けてみると結構重くて実用性は低いような?しかし見た目はかなりかっこいいです。この手の限定版のおまけとしては、最も気に入っています。

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前回は8段階中1番低いThe Ableでしたが、次は一気に難易度を上げ、The Noble (8段階中5段階目)で遊んでみました。周囲が山に囲まれ、陣取り戦が起きにくいという、たまたま地形に恵まれたと言うこともあったと思いますが、終始優勢でゲームが進んでちょっと拍子抜けでした。今のところAIはまともに軍隊を運用できないような気がします。しかしfamilyの扱いは難しいですね。内乱の発生が止まりませんでした。また指導者の交代についても、初代が長寿だったにも関わらず後継者を指名し直さなかったせいで、その後の代替わりが早くなってしまったのも失敗しました。指名を変更できるのは知っていたが、あれやこれやで忘れがちでした。そのためanbitionのターン制限が矢継ぎ早に発生して、いくつか取り逃してしまい、前回より大分早いものの、中盤以降、想定より大分ターン数が掛かってしまっての勝利でした。それでも124ターンで勝利出来ました。

その後、また難易度を上げてThe Magnificent (8段階中7段階目)で開始。思うように都市を獲得できず、中盤以降二つの国に宣戦布告され二正面を余儀なくされ…そこで投了です。AIの軍隊運用であれば突破も不可能ではなかったのかもしれませんが、高難易度だとAIの拡張速度が半端なく、資源収集もカツカツという中で初動に失敗してしまった感があり、諦めました。

最近になって、ついにシナリオモードが搭載されたとのこと。まだ試していませんが、近々遊んでみたいです。先ずは1種類のシナリオが追加されているようです(当初2種類と書きましたが勘違いでした、すみません)

西部戦線で行く!

久しぶりにCompany of Heroes 2を遊びました。発売後にDLCとして追加された陣営でスカーミッシュをプレイ。イギリスが楽しいです。歩兵の扱いが難しいですが、軽車両が結構使いやすいと思いました。イギリス戦車はドイツの重戦車には攻撃力で到底かなわないものの、頑丈なところは扱いやすい。発売から大分経つもののCPUは相変わらず戦車の扱いが下手ですが、なんだかんだで自分にとっては適度に苦戦するいい相手です。オンラインを少し遊ぼうと思いましたが、オートマッチせず。マルチプレイ人口は、そこまで少ないというわけではなさそうですが、もしたぶんマッチしたとしても、もう相当な手練れしか残ってないんでしょうね…。ボコボコにされる未来しか想像できません。

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キャリアモードの最終であるグループAまで一通り遊びました。グループB以降は、標準難易度でも全勝優勝とはいきませんでしたが、とりあえず最後まで走りきりました。グループ後半の車種は、とにかくマシンの挙動が不安定でかなり苦戦しました。少しのステアリング操作で不安定になり、一度コントロールを失うと、あさっての方向に飛んで行ってしまう事ばかり。特にグループSについては常時不安定状態という感じで、走っていると言うより滑っているという感じでした。その後もタイムアタックを中心にぼちぼち遊んでいます。実績は残り1つですが、ひたすら走り込むタイプのものなので、引き続き遊んでいこうと思います。昨年12月に新たな車種が追加されましたが、今後も新たなステージの追加が予定されているとのことなので、そちらも楽しみにしていようと思います。

old world (Early Access)

Civilization III、IVのリードデザイナーを務めたSoren Johnson率いるMohawk Games開発・販売のストラテジーゲームです。2020年5月にEarly Accessが開始されている段階です。ちなみに発表初期は10 Crownsというゲームタイトルとして発表されていました。自分が購入したのは昨年末だったんですが、他のゲームなどにかまけていて、最近ようやく遊び始めました。

最低難易度でシングルプレイをとりあえず1回遊んでみました。そのためゲームバランスについて語れる状態では無く、メカニクスもまだよく分かっていない部分も少なくないんですが、まずは第一印象として書いていきたいと思います。ちなみに執筆時のバージョンは3月17日のものとなりますが、現段階でシナリオモードを除くゲームの要素がマルチプレイを含めて一通り遊べるようにはなっています。

ゲームデザインはスクリーンショットからも感じられると思いますが、Civilizationシリーズを踏襲しています。開拓者ユニットを生産して都市を開き、領土を広げていくといった大部分のゲームスタイルは全くそのままに、舞台を紀元前後の地中海として、ローマやギリシャ、エジプト等の指導者としてその覇権を争っていきます。1ターンを1年として200ターンでゲームは終了しますが、勝利条件を達成した場合、ゲームはそこで終了します。メインの勝利条件はambitionの10種達成となっています。ambitionには指定の建造物やスペシャリストを規定数揃えるものや、規定数の他国の都市奪取などいくつか種類があり、プレーヤー側がある程度選択可能です。自分のプレイスタイルに沿ったambitionを選択していくことが、勝利への一歩目となります。

都市の運営についても、地形改善を中心とするCivilizationを踏襲していますが、地形改善毎の隣接ボーナスの存在があり、配置するスペシャリストも一度設定したら変更不可能など、かなり長期に渡っての計画的な都市運営が求められるようになっています。画面上部などに表示されている資源の種類がCivilization シリーズよりも大分多くなっており、地形改善の種類も相まって、必要以上にゲームが複雑になっているのではと危惧していましたが、消費に関しては各分野によって完全に分離されており、複合的な資源が求められるシーンは非常に限定的で、使用用途はかなりシンプルにまとまっています。そのため、その眺望は非常に明朗に感じられるようになっています。この辺りは流石Soren Johnsonだと思いました。

このゲーム最大の独自要素と言えるのがキャラクターの存在です。実際の指導者一族として年齢の要素を持った人物が登場するようになっており、要職に就かせる人物の資質によって軍事・科学・市政それぞれ伸びやすい要素が異なるためCivilizationシリーズでもおなじみの土地利用や隣国との関係等に加えて、指導者一族の育成も頭に入れながら国家運営を行っていく必要があるようになっています。優秀な人物が発現しても、関連して発生するランダムイベントによってその運命は大きく変わるようになっており、古代史における国家運営の不安定さを感じられる要素となっています。キャラクターは多国間との関係にも深く関わっており、婚姻や暗殺などの要素などもあります。その影響力は多義に渡るようになっており、このゲームの中心的要素として機能するようになっています。

また面白いのがorderという存在で、国家運営のアクションやユニットの移動には全てorderという資源を消費して行うようになっています。orderが許す限り、ユニットはその最大行動回数内において1ターン内に複数回移動させることも出来ます。ただし攻撃や建設などの指示は1ターン1回に制限されています。ちなみに軍事ユニットに関しては、追加のコストを支払うことで、規定回数以上移動させることも出来るようになっています。必要なユニットをスピーディーに展開できる反面、逆にorderの出力が足りないと、大量のユニットを生産しても捌ききれなくなるため、ゲーム展開の高速化と共に物量戦の足かせとしても機能するようになっていると思います

その他、宗教や技術ツリー、法律、都市国家と言ったお馴染みの要素がold worldなりの解釈を持って実装されており、またfamiliyと呼ばれる血族という要素も新たに存在しています。都市やキャラクターに付与されるこの要素によって、新たなジレンマが発生するようになっています。

1プレイの時間については、クリアまで10時間くらい掛かりました。150ターンほどでambition10種を達成して勝利です。中盤以降はフレーバーをろくに読まずに先へ先へと進めていきましたが、それでも結構長かったという印象です。元々事前情報として1ゲーム200ターンというのを聞いていたので、Civilization(シリーズによっても異なるが大体500ターン)に比べてコンパクトなゲームかと思いきや、かなりじっくり遊ぶタイプのゲームのようです。

まとめになります。正直なところ(メーカーは違えど)Civilizationシリーズのスピンオフの域は脱していないように思えますが、ユニークな要素も数多く搭載されており、オリジナリティも感じさせます。まだシステムを理解できていない部分も多く、なんともいえないところもありますが、一度決定した方針を変えるのが容易でない割に、ある程度ランダム要素によって振り回されるゲームデザインは結構好みです。高難易度で遊んでみないと分からないですが、この複雑なゲームシステムの中、恐らくAIはあまり賢くないと思うので、ある程度振り回してくれないと面白くないですからね。ビジュアルについては、フル3Dでリッチな印象を受けますが、なんか全体的に見づらいのがちょっと気になります。特に都市改善とか、見分けが付きにくい。アイコン表示も今のところ実装されていません。キャラクターポートレートについては、この種のゲームとしては珍しく、割と美男美女で揃うようになっており、これはすごい気に入りました。自分はCivilization Vのアートデザインが非常に好きだったんですが、本作のアートディレクターであるDorian Newcombは、Civilization Vのアートディレクターも務めていた人物のようです。マルチプレイについては遊んでないのでなんともいえませんがクラウドセーブ機能を用いた非同期型を実装しており、割と力を入れているように感じます。1ゲームがかなり長いため、マルチで遊ぶユーザーは相当限られるとは思いますが、この辺りはちょっとジャンルが違うもののSlitherine社のゲームなどで同じサーバー駆動型の非同期のマルチプレイが賑わっているような感じも受けるので、機会があれば試してみたいと思っています。

現在は、概ね一週間に一度バージョンアップが行われていますが、挙動についてはまだまだバギーな感じはします。シナリオモードは未だ未実装の状態であり、正式リリースが近い感じはあまりしませんが、同じMohawk Gamesから発売されたOffworld Trading CompanyのEarly Accessについては正式リリースまでの期間が大体1年程でしたので、遅くとも2021年中には正式版がリリースされるのではないかと考えています。

直近でリリース予定のストラテジーゲームとしては4月に発売が予定されているHUMANKINDと共に最も期待しているタイトルの一つであり、このEarly Access版を遊んで、その期待は膨らむばかりです。

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Labs開発および販売のレーシングゲームです。2020年9月発売。1960年~80年代のラリーを題材に、ポップなグラフィックとヘビーな操作感が特徴。最近のゲームとしては珍しく、運転時の視点が斜め見下ろしのみとなっており、よくある運転席を模した視点は存在しません。しかしクルマの制御はなかなか繊細な操作が必要なバランスで、最初はまっすぐ走らせるのもなかなか難しいと感じる難易度に仕上がっています。

グラフィックはかなりポップな感じですが、光と陰の描写が素晴らしく、被写界深度やブラー、砂埃の再現と相まって非常に美しいと感じられるものとなっています。BGMも凝っていて、別売りのサウンドトラックとして4時間を超えるボリュームのものが用意されています。サウンドトラック同梱版がお得でお勧めです。

ゲームでは実際のラリーと同様、1台毎にコースを走りきりタイムを競います。併走するライバルカーはありません。ゲームの中心となるキャリアモードは全部で6つのグループで構成されています。それぞれ使用できる車種が異なっており、グループ毎に5つのシーズンを勝ち抜いていきます。1つのシーズンは2~10レースで構成されており、シーズンをこなすと新たなグループが解禁される形です。後半のレースは2カ国10レースともなり長丁場ですが、走りきれば次のシーズンやグループが解禁されるので、クリア条件は緩いです。

キャリアモードにおいては、レースを跨いで車体のダメージが持ち越されるようになっています。無茶な運転をするとパンクもします。障害物への衝突でエンジンにダメージが入ると、クルマが燃える場合もあり、慎重なハンドリングが必要になるようになっています。3レース毎に、修理のタイミングはありますが、修理できる範囲には限りがあるようになっています。ダメージモデルの難易度は選択式で、難易度を下げたり、逆にシビアな条件でのやり込みが出来るようになっています(タイムアタックモードは固定)。

全体的にゲームはシンプルで、それでいてラリーカーのハンドリングは奥深くて面白いです。グラフィックもとにかく綺麗で、様々な景色の中を走ることが出来て楽しいと感じます。各シーズンのコースは開始時にランダムで選ばれるようになっており、繰り返し感が少なく感じるように工夫されているのもいい。ローディングも少なく、クルマのセッティング要素も無いため、単純にモードと車種を選んですぐにレース開始といった感じです。正直、自分自身は普段はクルマにあまり興味は無いんですが(ペーパードライバーだし)、これはなんか熱中してやってしまっています。元々GOG.COMのニューリリースでたまたま発売を知ったんですが、これは傑作だと思います。

現在キャリアモードを進めていて、現在は3つめのグループの中盤です。とりあえず各レース1位をもってシーズンクリアとして次に進むようにしてはいるんですが、新たなグループになるにつれ、新たなクルマのコントロールに振り回されることが増えて先に進みづらくなってきました。今後シーズン1位で妥協するか、根気を持ってじっくり取り組むかはまだ決めていませんが、少しずつ進めていきたいです。

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またまた前回の続きです。今回で最後になります。

Dishonored

Arkane Studios開発、Bethesda Softworks発売の一人称視点のステルスアクションゲームです。女王暗殺の汚名を着せられた主人公が、暗殺の真実解明と黒幕への復讐をしていきます。2012年10月発売。ゲームは面白く、気に入ってDLCもすべて購入しました。本編もさることながら、DLC3種の完成度も高く、うち1種類は本編のストーリーとは直接関係ないチャレンジモード的な内容ですが、残りの二つは本編の内容を補足する外伝が描かれます。特に最後のDLCとなったBrigmore Witchesのラストは、本編の内容と相まって印象的でした。RPGライクなステルスアクションとしては大変な傑作だと思います。

グラフィックは、油絵的なノンフォトリアリスティックさを持たせており、トゥーンシェーダーではないんですが非常に印象的でした。総じてアートワークデザインの完成度がかなり高いと感じました。続編も発売されていますが、初代でストーリーがうまく完結していると思っていたので、気になりつつも遊んでいません。でもいずれ遊びたいと思っています。

Planetary Annihilation: TITANS

Uber Entertainment開発、販売のポップなグラフィックが特徴のRTSです。2015年8月発売。もともと発売されていたPlanetary Annihilationの後継版になります。kickstarterのクライドファンディングにおいて、惑星ごと敵を破壊する壮大なプロモーションビデオが話題となり、期待の高かった作品ですが、発売後はその完成度の低さと改善に対する姿勢から批判を浴びた作品でもあります。その後、新たなインディーズの開発者を招き入れて、大幅にリファインしたのが本作TITANSとなります。

元々Supereme Commanderの精神的後継作として期待されていた作品ですが、今作ではゲームバランスが全体的に見直され、タイトルにもなっているゲームエンダーとなるTITANと呼ばれる大型ユニットが導入されています。Supreme Commanderで言うところのExperimental Unitですね。コマンダーユニットを核とした経済システムやダイナミックなズームツールなど、Supereme Commanderとの共通点は多いですが、複数の惑星間を跨いだ戦闘や惑星破壊が可能なシステムなど、ダイナミックな戦いが出来るようになっています。ただ、ユニットや建造物の種類は大分少なく、単純に複雑なゲームにならないような配慮もされています。

キャンペーンはスカーミッシュを繰り返す勝ち抜き戦的な内容で、ゲーム中にストーリーらしいストーリーが語られることもないシンプルなものですが、スカーミッシュが好きなのであればリプレイ性は高いと思います。CPUも割と強いので、やり応えはあると思います。ただ、いかんせん単調なため、このゲームのコンセプトが好きになれるかどうかで大分変わると思います。RTSに関心が無いと全く面白くないんじゃないでしょうか。自分としては、衛星を利用したコントロールが重要など、全体的なゲームバランスとしてイマイチ地に足付いていない戦術を強いるゲームデザインがあまり好みでは無いのですが、ポップなグラフィックは好きです。

Darksiders II

Darksidersの続編で、引き続きVigil Games開発、THQ発売。Joe Madureiraも引き続き参加しており、ストーリーも4部作の第2部といった位置づけです。前作が、なんだかんだで壮大なストーリーのプロローグ的な位置づけを臭わせていましたが、今回は主人公が変わったこともあり、今作のゲーム開始時の時点では、前回のラストがどう転んでいくのかがはっきりしないままゲームが始まってしまい、ちょっと残念。当時はTHQの経営状態がよくないことや、Joe MadureiraがVigil Gamesを退職してしまったこともあり、残りの二部(か1部?)がそのまま実現するかどうか危うい状況でしたが、その後無事に3作目や前日端を描いた外伝が発売されています。

2時間ほど遊んだ感想ですが、前作とそれほど代わり映えしないというのが正直な感想。プレーヤーキャラクターを強化する方法が、前作では、主に固定アイテム収集と敵を倒して得られるポイントの消費によって行われていましたが、今回は敵を倒して得られる経験値と、敵からドロップするランダムアイテムに変更され、ハックアンドスラッシュライクなものへ変更されました。相変わらず、ゲームの中心は地形パズルですが、レベルアップシステムにおいてRPGでよくあるスキルツリーが採用されていたり、アイテムは合成の概念があったりと、戦闘面をよりRPG要素の強いものへとシフトしている点は今作の最大の変更点と言っていいと思います。この辺は、最近のトレンドを取り入れてゲームシステムを洗練させたと見るのがいいのかもしれませんが、前作のパズルメインのゲームデザインを考えると、やることが増えて面倒くさいと感じてしまう面もありますね…。ボス戦に関しても、前回は弱点を探して倒す方法を探すのがメインでしたが、今回は単純に敵の攻撃を回避しながら戦う最近のトレンドに沿ったものとなっているのも、個性が薄まったようでちょっと残念。前作の弱点を探しながら戦うことが面白い部分と感じていましたが…。ついでに言えば、今のところ地形パズルは前作の焼き直しという感じで、あまり新鮮味はありません。と言っても、序盤で止めてしまっているので、いずれ再開したいです。

Torchlight II DEMO

Torchlight IIはRunic開発のアイテム収集要素とキャラクター育成要素に特化したアクションRPGです。いわゆるハックアンドスラッシュというタイプのゲームになります。製品版がもう発売されていますが、まずはお試しということで体験版の方を遊んでみました。既にIIIが発売されましたが、IIの体験版についてとなります。スクリーンショットの日付が2012年となっているので、大体そのときの感想です。

ゲームシステム自体は、ほぼDiablo IIと言っていい感じで、特に戦闘やアイテム収集の部分はほぼコピーと言っていいんじゃないでしょうか。ソケットシステムまでそのままです。唯一違う点はペットと呼ばれるNPCが存在する点で、プレーヤーと一緒に戦闘に参加してくれる他、ダンジョンで拾ったアイテムを持たせて町まで売りに行かせることもできるようになっています。これは便利。拾えるアイテムは豊富ですが、一発で種類別に整理するボタンがあったりなど、ユーザーフレンドリーな作りは なかなかのものだと思いました。しかしグラフィックはあまり綺麗ではなく、3Dとは言っても10年以上前のゲームを連想させる感じでちょっと残念です。低価格路線と言うこともあり、しょうがない部分ではありますが…。また、マップがランダムクリエイトではない点は好みが分かれるかもしれません。ちなみに体験版のボリュームは結構あり、3時間以上遊べると思います。というか自分は3時間くらいで飽きてしまいました、むーん。とにかく戦略性もアクション性も薄く繰り返し感の強いH&S;系特有の単調なゲームデザインは免れない感じで、どうにも苦手です。Diablo IIもDiablo(標準難易度)を倒すところまでは面白かったんですが…、そこで飽きてしまいました。基本的に重要だと思うのはゲームをクリアできるかどうかで、限られた手持ちのカードをいかにうまく使うかが楽しいと思うので、そういう部分に重点を置いたゲームの方が好きです。カードゲームで言えば固定デッキ戦よりドラフト戦の方が好きという感じ。個人的には、こういうH&S;的な感じをしつつ、NetHack(というかトルネコの大冒険というか)のようなゲームがあればいいなと思いました。

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前回の続きで、7年間に遊んだゲームの中から印象に残ったものを取り上げたいと思います。今回は残念ながらスクリーンショットが残っていませんので文章のみの紹介です。

Darksiders

Vigil Games開発、THQ発売のアクションアドベンチャーです。X-MENの作者として知られるJoe Madureiraがキャラクターデザインおよびストーリーを担当しており、ヨハネの黙示録を題材としながらアメコミ風の世界観が特徴です。2010年1月発売。4部作を前提とした中での第一作目となります。ちなみに2020年現在、3作目まで発売済み。ゲームは、3Dで構築されたマップに配置されている小道具を使って進路を作っていく、いわば地形パズルが中心となっており、いくつかの地形パズルを解くと、敵との戦闘シーケンスが入ります。ステージの最後にはボスが待っており、倒せば次のステージに…という形で進みます。地形パズルを含め、全体的な難易度は高めで、かなり苦戦させられました。ただし地形パズルは自分にとっては、かなり絶妙な難易度で、ギリギリ自力で解けるレベルという感じで楽しめました。ただパズルのメカニズムは、ほかのゲームから拝借したと思われるアイディアが殆どで、新鮮味はあまりありません。なんというか、数あるゲームのいいとこ取りという感じですね…。一方、戦闘の方はアクション性が高く、とにかく苦戦させられました。激しい戦闘の中で倒し方を探さなければならないものも多く、特に後半のボスのいくつかは、攻略サイトを見てやっと倒せました…。とは言っても、全体的に見てパズル・戦闘・ボス戦がバランスよく配置されており、なかなか面白いと思います。

Watch Dogs

Ubisoft開発・発売のオープンワールドアクションゲームです。ハッキングを生業とした主人公の復讐劇を描いており、あらゆるデバイスがオンライン化された街を舞台に、ハッキング術を駆使したステルスアクションがテーマになっています。2014年5月発売。ハッキング、ハッキングってクラッキングだから!それは置いといて、復讐劇とありますが、正直なところ仲間割れのような形で自業自得な感じで、主人公には全く同情の余地はない感じ。むしろ主人公のせいで危険に巻き込まれてしまう親族に同情してしまうようなストーリーです。一応メインストーリーはクリアしましたが、良くも悪くも全体的に大味な作りで、発売前は期待していたものの、大分がっかりしてしまいました。グラフィックは緻密ですが、システムはかなり大雑把な印象で、アクションの面白さはあまり感じませんでした。とにかく様々なミニゲームの集合体のような感じは否めない。オープンワールドを生かして色々な要素を体験させたいという意思が感じられるんですが…。ライトなゲーム性を期待していれば、問題は無いと思いますが、ハッキング主体のRPG的なものを期待すると、かなり肩すかしを食らうと思います。

Life is strange

DONTNOD Entertainment開発、スクウェア・エニックス発売のアドベンチャーゲーム。時を戻す能力を得た少女の日常を描く。2015年1月発売。珍しくアドベンチャーゲームを遊びました。タイムリープの青春ものと言うことで興味があり、英語版の体験版を遊んでみましたが、読むのがしんどいなと思って当初は諦めました。その後日本語版のリリースが発表されたので思い切って購入しました。ゲームはよくあるポイントクリックタイプのアドベンチャーゲームで、概ねリニアに進行しますが、多少の分岐はあります。ゲーム自体は非常に丁寧に出来ており、よく出来ていると思いました。グラフィックもきれいです。リプレイ性はありませんが、正当なアドベンチャーゲームとして楽しめました。ちなみに当時サウンドトラック同梱の限定版が発売されており、海外から取り寄せたものの梱包が適当で(よくある事です)サントラのジュエルケースが割れていたのが衝撃でした。CDは無事でした。今でもよく聞いているんですが、特にオープニングに使われているTo All of Youは、体験版でも流れていた曲で非常に印象深いです。

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2013年以降ウェブサイトの更新はほぼ休止状態でしたが、ゲームちょいちょい遊んでいました。以前に比べて遊ぶ時間はめっきり減りましたが、仕切り直しと言うことで、これまで取り上げていなかったものを、ざっと取り上げていきたいと思います。いろいろ書き留めつつもウェブに上げていなかった散文のまとめです。今回は、その第一弾。この7年間、ゲームに費やした時間の大半が今回取り上げる3本に注がれています。

Company of Heroes 2

Relic Entertainment開発、SEGA販売の第二次世界大戦における独ソ戦をテーマにしたRTSです。2013年6月発売。人気シリーズの第二弾です。一作目と同様グラフィックに力が入っており、開発陣がCold-tecと呼ぶ降雪表現が綺麗です。反面、発売当時はハイエンドPCが必要でしたが、7年たった今ではミドルレンジのものでも動作は余裕です。

RTSとしては生産関連のマネージメントが簡略化されており、戦闘のマイクロマネージメントに専念できる設計となっています。方向によって防御力の異なる戦車のコントロールが独特でなかなか面白いです。AIもなかなか手強い。シングルプレイキャンペーンのストーリーは陰鬱な展開ばかりで、当時の戦争の光陰を映し出すようなものとなっていますが、独ソ戦が好きで購入した自分は期待通りの出来として楽しめました。反面、オンライン要素は不満でした。ゲーム発売後に大きなアップデートがあり、実績を達成してアイテムを取得するシステムから、スマートフォンでよくあるガチャ(アイテム課金)的な要素へと変更となってしまったのが非常に残念です。ちなみに、得られるアイテムはスキンや極微量のドーピング要素であり、あからさまなPay-to-winではありません。

ちなみに開発のRelicはその後かなり迷走しているようで、人気シリーズの最新作Warhammer Dawn of War IIIを発売したものの、売り上げは苦戦を強いられ拡張パックはおろかDLCが一切発売されないまま開発終了が宣言されてしまいました。その後Age of Empre IVの開発を担当と報じられましたが、その後Microsoft から開発会社の変更が発表されており、今後の活動が気になります。

Sid Meier’s Civilization V

以前も紹介しましたが、シリーズではIII、IVと遊んで今作が一番面白かったです。ただ拡張パック2種はあまり好きになれませんでした。要素が増えたものの、分散した細かいボーナスを拾い上げるゲーム性が自分にはイマイチで、ずっとバニラ(拡張パックを抜いた状態)で遊んでいました。バニラのシンプルでスピーディーな感じがいいです。また、今作の一度決定した方向性を大きく変えられないゲーム性も面白く感じました。前作はフレキシブルに変更がしやすすぎて、状況毎のパターンが決まりがちでしたが、今作の一度決定した方向性に振り回されるゲーム性は、なかなかスリリングです。ランダム要素が強すぎるきらいもありますが…、なんかそこもいい。ちなみに最新作のVIも発売前のレビューを読んだ限りだと、Vの拡張パックのゲーム性を踏襲しているような印象だったので、あまり期待できずにそのまま遊ばず仕舞いです。

拡張パックもある程度出揃っているので、そのうち遊びたいとは思っているのですが、近い将来発表されるであろうVIIの方に期待しています。

Pinball Arcade

FarSight Studio開発・販売のピンボールシミュレーターです。2013年11月発売。実際にゲームセンターなどに展開されていたピンボールマシンを再現したゲームです。販売形式としてはよくあるモバイルゲームのように本体無料別途課金有りという形で、ゲーム本体は無料で配布され、無料で遊べる1台を除いてピンボール台を別途購入する形です。ただし、一度購入した台は恒久的に遊べるようになっており、そこから追加の課金要素はありません。

正直、以前はピンボールというジャンル自体がシンプルすぎてあまり面白く感じなかったのですが、なんとなく手軽に遊べるゲームを探して遊んだところ、はまってしまいました。遊んでみると、縦横無尽に動き回るボールの制御はかなりのやり応えがあり、気がつけばトータルで何十時間も遊んでいます。

現在は大半の台がライセンス契約の問題で販売終了しており、新台の追加も1年以上無いため、実質的に開発終了している状況ですが、販売が継続されている台でも面白いものは多いのでおすすめです。

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Logicoolの無線マウス G603を購入しました。サイドボタン2個でインテリマウスライクというベーシックな仕様ですが、使いやすいと思います。遅延はもちろん感じないですし、カーソルが飛ぶような不安定さも全くない。なんと言っても単三乾電池1~2個で動くというのが、非常によい。リチウムイオンだとへたってきても替えが効かないし…。乾電池式なのに結構軽い。マウス本体は88gで、ここに乾電池の重量がかかりますが、1本でも動くようになっているので、単四乾電池+スペーサー(15g)x1本であれば、103gとなり、有線マウスとなんら変わらない重量となります。

とりあえず単四乾電池+スペーサーx2本(30g)で使い始めました。重量118gです。しかしよく考えれば、単四乾電池の容量は単三の約4割程なので、単三乾電池1本(23g)で運用した方が、エネルギー重量比がよかった…。重量バランスについては、4Gamerのレビューではテールヘビーとあり、実際に使うまで若干の不安がありましたが、リフトオフディスタンス含めて特に自分は気にならなかったです。また、本体にキーマッピングを保存可能で、常駐ソフトが不要なのもいいです。(今のゲーム用マウスでは普通?)自分はdpiは1800で固定し、dpi切り替えボタンはバッテリー残量表示に変更して使っています。

ちなみにこれまでは10年近くRazer Mambaを使っていたんですが、リチウムイオンバッテリーは長時間持たず、代えも無いため、充電を忘れると無線/有線を都度切り替えなければいけないのが面倒でした。しかも数年でバッテリーが死んでしまい、その後は有線接続で運用していたという…。

自分の場合、よくホイールがだめになってしまうことが多いのですが、Mambaも例に漏れず、接点復活材を打ちながらだましだまし使っていました。(メインボタンのチャタリングが一切無かったのは、流石Razer(?)です)

ホイール不良の原因ですが、ウェブサーフィンする際のホイールクリック(リンク先を新しいタブで開く)の多用、どうもこれがよくないという話を聞きました。短命に終わる原因のようです。上から押さえつけるように押すのではなく、手前から奥にクリックするようにすれば、負担が少なくなるようですが、今度は指に負担がかかるような気がして、結局ホイールクリックは極力避けてCtrl+クリックで代用するようになりました。

余談ですがG603が届くまで、ピンチヒッターでRazer Naga Epicを使っていました。サイドボタンが12個用意されているのが特徴の無線マウスです。発売当時(2011年)気に入って、自宅と勤め先用にと2個購入したんですが、結局使いづらくてお蔵入りに…。なんて言ったってMambaと同様、駆動時間が短いのが難点。省電力機能も微妙で、帰宅時に充電を忘れると、朝にはバッテリーが空になってるという…その都度、有線/無線を切り替えるのは意外と面倒で、結局使わなくなりました。無線接続の際に時折マウスカーソルが飛ぶ不安定さもちょっとマイナスでした。当時のRazerのシステム周りってレーザーセンサー含めてイマイチでしたね…。ついでに長期間保存していたら、ラバー塗装が加水分解してベタベタになっていたりと、いろいろ残念です。(アルコールでそぎ落としました)しかし、サイドボタン12個というのは当時はユニークで、テンキーレスのキーボードを使用している自分としては使い勝手は結構よかったです。

ともかく、乾電池式のワイヤレスはバッテリーの劣化を気にする必要が無く、駆動時間も長く、手軽でいいと思います。しかし、このマウスの後継機はリチウムイオンになってしまったようで、終売する前に出来れば予備にもう1個購入しておきたいです。

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先月、6年振りにPCを更新しました。CPUは引き続きAMDプラットフォームでRyzen 1600X、GPUはGeforce 1050tiにしました。ずっとRadeonだったんですが、最近はCUDA対応のソフトが多いので思い切って変更しました。メモリは以前と変わらず16GBとしました。価格高騰が続いているので据え置きです。とりあえず、CGレンダリングで以前の4倍出てすごい! PhenomIIからの進歩を感じます。

No Man’s Sky

そんなわけでPC更新後に遊んだ記念すべきゲーム1本目がこちら! 2016年8月発売。新進気鋭のHello Games開発の惑星探索アドベンチャーです。1800京個という途方もない惑星のバリエーションと、機械的なパターンを感じさせない作り込まれたフィールド生成という、これまでのゲームを大きく超えるプロシージャル技術が特徴です。発売当初は、事前の宣伝内容に対して多くの批判が集まったことが話題となりました。その後は継続的に多くの追加要素を加えながらアップデートを重ねてきたようです。

宇宙を旅するゲーム・・・と一言で言われても想像がつきにくいですが、古くからあるスペースコンバットシミュレーターと内容はかなり近いと思います。宇宙空間でのイベントが限定的な分、惑星探索に比重が置かれているのが特徴です。 とりあえずゲームを始めると不親切さが目立ちます。メインプロットはかなり希薄で、どう進めるかはプレーヤーの自由に委ねられているというスタンスですが、マニュアルは一切用意されておらず、チュートリアルらしいチュートリアルも無く、オプションから閲覧できるドキュメントもテキストベースで説明不足感が否めない。あと、これはPC版だけかもしれませんが、インターフェースも分かりづらい、操作しづらい、キーコンフィグも変にばらけていて、そもそもアクセスできる機能に気づけない。ゲームシステムの説明も無く、いきなり惑星に放り込まれて、当面の目的を説明されて…とにかくユーザーに対して不親切な部分が目立ちます。ちなみにグラフィックが結構重くて、自分のGeforce 1050tiでは初期設定でも結構しんどい。

とりあえず20時間近く遊んでみました。難易度を変更したりしながら何度も初めからやり直したので、一番進んだゲームで3つ目の惑星系に到達したくらいです。「パーマネント・デス」モード(プレーヤーの死亡でセーブデータ消去)で5時間進めたあげくに死んだのには思わず笑ってしまいました。 ともかく惑星探索は割と単調と言わざるを得ません。生命活動に必要な資源を集めながら探索範囲を広げていく…とは言いつつも、等身大で地球規模の惑星を踏破することはまず不可能で、適当なところで切り上げて次の惑星へと向かっていきます。肝心のプロシージャル技術については、同じ惑星は一つと無い・・・と言うものの、やはり一定のパターンは感じさせられます。その分、探索の目処はつけやすいものの、見慣れてくると言うか。逆に着陸可能な惑星しか存在しないというのになんだか違和感を感じます。その中でゲーム要素として用意されている、資材売却による資金調達、武器や宇宙船の改造、宇宙人との交流等を進めつつ旅は続きます。

感じた内容としては、なんだか不思議な魅力を持っていることは間違いはないものの、素直に面白いとはいえないような…。メインタスク完了まではまだ相当かかりそうですが、ここまで正直ワンパターンだし、もうずっとこんな感じなんだろうなと思うと先もあまり気にならない…。武器やテクノロジーのアップグレードはインターバルが長すぎて、先へ進めばいろいろ出来るのかもね…位にしか思えない。それなりに遊んだし、なんだかとりあえずもういいかな、という感じで、宇宙の旅は分からないままだらけで一度終わりにしようと思います。

最後になりますが、No man’s・・・とは言うもののどの惑星にも満遍なくNPCが存在しているというのが、はっきり言ってちょっと好みでは無い。プレーヤーとは別の宇宙人や、センチネルと呼ばれる惑星管理ドローン等が割と惑星内に点在している。これがなんだか、タイトルに相違ありと思えてしまって、なんだか興をそがれているような気がする。本当に誰もいない、自分しかいない惑星で、テントでも張りながら地図を埋めていくようなプレイを想像していたのでちょっとそこは期待と違っていたかな…。

とは言うものの、それでもなんとなく惑星に降り立ってしまう。先はあまり気にならないと言いつつも、まだ見ぬ何かを求めて、なんとなく遊んでしまう。そんな時間泥棒的ゲームと思います。

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Steamのサマーセールで購入しました。2015年発売。開発はAbbey Games。プレーヤーは19世紀のヨーロッパを舞台に、冒険隊を編成し世界一の冒険家を目指します。秘境を探検し、できる限り多くの宝やお金等を持ち帰り、装備を整えてまた別の秘境を探検…とゲームを進みます。最終的に5つの秘境を探索した自時点でスコアが確定し、ゲームクリア・終了となります。途中で力尽きても、それまでのスコアが算出されて同様にゲームが終了します。いわゆるローグライクゲームというジャンルのゲームですな。

ゲームは、特に秘境探索フェイズは全体的にランダム要素が強く、初見では先が見えない展開が続きます。ゲーム中で足を踏み入れる秘境の種類や購入可能なアイテム、研究可能な技術については固定となっていて、高スコアを狙うためには、ゲームエンドまでを見据えた計画的な投資が必要となってくるゲームバランスです。

難易度は4段階から選べ、標準は上から2番目が選択されているので、とりあえずそれでプレイ。冒険者も複数から選べますが、スキルの有用性も判断しにくいため勘を頼りに適当に選択。ロシア人のお姉さんを隊長に選んだ! またゲームモードはリスタート可能か、やり直しのきかないオートセーブで一発勝負が選べますが、ここはリスタート可能なモードで開始。数度のゲームオーバーを乗り越え、一応最後までクリア。クリアタイムは5,6時間程度でしょうか。探索の最後に待ち受けるボス戦がなかなかしんどく、高難度の秘境に挑んでは、ちょくちょくゲームオーバーでした。全体的に面白いけれども、ターンベースで進む戦闘はなんだかテンポが悪くて繰り返し感が強い。戦闘は勝てさえすればノーリスクでボーナスが得られるので(負けたら即ゲームオーバー)、積極的に戦闘を行った方が高スコアには役立つが、なんとなく避けてしまう。高スコアを狙うためにも、暫くはリスタート可能なモードで様々なキャラクタービルドを試しながら遊んでいこうかと思います。でも一回クリアで満足しちゃったかな…とも思う。

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