Logicoolの無線マウス G603を購入しました。サイドボタン2個でインテリマウスライクというベーシックな仕様ですが、使いやすいと思います。遅延はもちろん感じないですし、カーソルが飛ぶような不安定さも全くない。なんと言っても単三乾電池1~2個で動くというのが、非常によい。リチウムイオンだとへたってきても替えが効かないし…。乾電池式なのに結構軽い。マウス本体は88gで、ここに乾電池の重量がかかりますが、1本でも動くようになっているので、単四乾電池+スペーサー(15g)x1本であれば、103gとなり、有線マウスとなんら変わらない重量となります。
とりあえず単四乾電池+スペーサーx2本(30g)で使い始めました。重量118gです。しかしよく考えれば、単四乾電池の容量は単三の約4割程なので、単三乾電池1本(23g)で運用した方が、エネルギー重量比がよかった…。重量バランスについては、4Gamerのレビューではテールヘビーとあり、実際に使うまで若干の不安がありましたが、リフトオフディスタンス含めて特に自分は気にならなかったです。また、本体にキーマッピングを保存可能で、常駐ソフトが不要なのもいいです。(今のゲーム用マウスでは普通?)自分はdpiは1800で固定し、dpi切り替えボタンはバッテリー残量表示に変更して使っています。
ちなみにこれまでは10年近くRazer Mambaを使っていたんですが、リチウムイオンバッテリーは長時間持たず、代えも無いため、充電を忘れると無線/有線を都度切り替えなければいけないのが面倒でした。しかも数年でバッテリーが死んでしまい、その後は有線接続で運用していたという…。
自分の場合、よくホイールがだめになってしまうことが多いのですが、Mambaも例に漏れず、接点復活材を打ちながらだましだまし使っていました。(メインボタンのチャタリングが一切無かったのは、流石Razer(?)です)
ホイール不良の原因ですが、ウェブサーフィンする際のホイールクリック(リンク先を新しいタブで開く)の多用、どうもこれがよくないという話を聞きました。短命に終わる原因のようです。上から押さえつけるように押すのではなく、手前から奥にクリックするようにすれば、負担が少なくなるようですが、今度は指に負担がかかるような気がして、結局ホイールクリックは極力避けてCtrl+クリックで代用するようになりました。
余談ですがG603が届くまで、ピンチヒッターでRazer Naga Epicを使っていました。サイドボタンが12個用意されているのが特徴の無線マウスです。発売当時(2011年)気に入って、自宅と勤め先用にと2個購入したんですが、結局使いづらくてお蔵入りに…。なんて言ったってMambaと同様、駆動時間が短いのが難点。省電力機能も微妙で、帰宅時に充電を忘れると、朝にはバッテリーが空になってるという…その都度、有線/無線を切り替えるのは意外と面倒で、結局使わなくなりました。無線接続の際に時折マウスカーソルが飛ぶ不安定さもちょっとマイナスでした。当時のRazerのシステム周りってレーザーセンサー含めてイマイチでしたね…。ついでに長期間保存していたら、ラバー塗装が加水分解してベタベタになっていたりと、いろいろ残念です。(アルコールでそぎ落としました)しかし、サイドボタン12個というのは当時はユニークで、テンキーレスのキーボードを使用している自分としては使い勝手は結構よかったです。
ともかく、乾電池式のワイヤレスはバッテリーの劣化を気にする必要が無く、駆動時間も長く、手軽でいいと思います。しかし、このマウスの後継機はリチウムイオンになってしまったようで、終売する前に出来れば予備にもう1個購入しておきたいです。