10月 2011

いつのまにかOrcs must die! の発売日が決まっていて、体験版が配布されていました。早速ダウンロード! …ってやり方が分からない! Steamで体験版を遊ぶのは初めてだったので、どこからダウンロードしていいのか分からず、戸惑いました。でもしばらくして、ようやく分かりました。大丈夫です。というかSteamはほとんど使わないので、よーわからん。というのも、自分はSteam嫌いなので(っていうかオンラインアクティベーション大嫌いなのでDL販売全般について好きじゃなかった)、Steamを使うゲームは極力避けていたのです。しかしながら最近はパッケージ流通している大手メーカーの製品についても猫も杓子もSteamという感じなのでそういうわけにもいかず…。

いきなり余談が長すぎましたが、肝心のゲームの方は期待通り面白いです。内容としては最近流行りのタワーディフェンス系の一つと言う感じで、定期的に攻めてくるオーク達から砦を守るというシンプルなものですが、罠を張ることでまとめてオーク達を倒せたりと爽快感があります。体験版で遊べるマップは3つだけで物足りなさが残りますが、ポップなアートと、コミカルなキャラクターアニメーションは見ていて楽しいです。と言ってもゲーム自体は結構忙しいので必死ですが…。標準装備のクロスボウは左クリック連打で連射できるんですが、これは結構疲れますね。Diablo IIを思い出しました。

まぁ、しかし最近はこういうインディーズライクな小粒のゲームがDL販売専用と言う形でごろごろしていますね。最近になって、1000円程度という低価格につられて、いくつか買ったりしているのですが、当然のごとく当たり外れはかなりありますね。自分には購入を後悔してしまったゲームが多いんですが…。しかしWeb上の評判を見ていると面白いと感じる人もいるみたいなので、好き嫌いの分かれるゲームが多いということなのかもしれません。ともかく、オンライン決済の手軽さと安さにつられて財布の紐を緩めていると、そのうち手痛い出費をしてしまいそうです。気をつけないと…しょぼん。

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引き続き、Civilization Vで遊んでいます。難易度を一つずつ上げて遊んでいますが、King(難易度8段階中下から4番目)で躓きました。一つ下の難易度であるPrinceでは楽勝で科学勝利できたため、同じ要領で軍事は後回しに内政に注力していたら、もう宣戦布告の嵐。態度Friendlyでもいきなり開戦→でも追い返す→でも金銀財宝総搾取で和平→(30ターン後、搾取協定終了)→当然のごとく再戦の繰り返しで何度かゲームを投げました。つまらない? いや、この殺伐さがCivilizationシリーズの醍醐味かもしれません。弱者は搾取され、淘汰され、消滅する、それが自然界の摂理です。

でも、なんだかんだで国王で科学勝利です。マップはサイズはSmallに設定(全6文明)、種類をPangaea(大陸一つに全ての文明)にしたため、序盤から戦争の嵐。隣国のギリシャの小競り合いが続きつつ…ドイツと日本がスコア独走。モンゴルとスペインがそれに続くという現状。戦争で勝っていくのは難しそうなので、ここは科学勝利が手っ取り早いと踏んで、相変わらず軍拡をそこそこにテクノロジー+金重視で都市改善。Princeでクリアした時にはテクノロジー+ハンマー重視で突き進んでみたものの、終盤が金欠で思うように事が運ばなかったため、方針を変更。しかし、どうしても軍隊の拡充が疎かになりがちで、ギリシャが落ち着いたかと思うと今度は日本から、やっぱり来る宣戦布告の連続。これではまずいと思い中盤以降は軍拡に走るものの、隣国の小田信長はスコアトップで軍隊も世界最大…。技術では自分が上回っているため、少ないユニット数でも追い返せるのはいいものの、一方的な和平条約によって有り金全部に毎ターンの支払い、ついでに資源全部を搾取され続ける…。借金地獄だよ、信長さん! と、まぁこんなことが100ターン以上続いて、こりゃ投了し時だろうか…と思いながら、ひたすら金策を練りつつ時代は現代に流れ込みました。

しかし、この頃になると小田信長は案外静か…、と思ったらギリシャとモンゴルと日本とで三つ巴の世界大戦が勃発中。どうやら、この全面戦争にかまけて、こっちまで手が回らない様子。ホッとしつつも、三人ともスコアは自分より倍以上差が付いている事実に愕然…(ドイツとスペインは、この3か国に蹂躙され脱落寸前)。とばっちりが来たらまず終わりだなと思いつつ、Research Agreement(共同研究)を3強と結んでひたすらテクノロジーブーストに勤しんでいきました。ギリシャとモンゴルが自分に続けてマンハッタンプロジェクト(核兵器の解禁)を完了したときに、まずいなとは思いつつ(両国ともウラン保有)、科学勝利に必要なアポロプロジェクトは自分以外はまだ未完成。これは勝てるかも? と思い、宇宙船の製造に勤しみつつ…気付くと、いつのまにか日本の領土が大幅に切り取られ…しかも領土の大半に黄色い靄…、なんとモンゴルのやつ、核兵器を打ちやがった! しかも放射能汚染の規模を見ると少なくとも4発は打っている…。こっちは全面核戦争なんてまっぴらごめんと思いつつ、宇宙船の建造を続け…そのまま打ち上げ成功…勝利!

というわけで、中盤までは苦労したものの、終盤は案外すんなりいってしまった…まぁ、まだ国王だしね…。というか、今回は核兵器の使用による外交ペナルティは無いようですね。核兵器使用のアナウンスも無し。射程無限のICBMこそ無くなったものの、威力は大幅に上がっている感じですね。AIは核兵器を使うことに躊躇しないようだし…今回はシェルターもSDIも無いので、撃ち落とせるのは純粋に地対空兵器だけのようですし(今回はスタック無しなので迎撃準備をしても回避率は50%止まり…ルール通りならば)、Civ5の現代戦はかなり混沌としている感じですね。くわばらくわばら…。

まぁそんな感じで、難易度はまだまだ上がありますが、今後はとりあえず難易度Kingでスムーズに勝てるようになろうと思います。まぁ、なんというか、やっぱりCivilizationは面白いですね。中盤の劣勢状態でも、どうひっくり返せるか悩みつつ夢中で遊んでいました。ちなみに今回のゲームはプレイ時間が約7時間程でした(クリア後のログには5時間と出たんですが、中盤セーブロードを結構繰り返したので、たぶんこんなところでしょう)。前作までは1ゲーム10時間超えるのが普通だったので、かなりペースが速くなっているなという感じですね。前回も書きましたが、Civシリーズは1ゲームの時間が長いのがネックだったので個人的にはそこが非常にうれしいです。前作までの、中盤以降面倒だったひたすらな地形改善も、ユニットの大量スタックもさっぱり無くなって、非常に快適です。…が、システムがシンプルになった代わりに削られた要素もかなりありますが…ま、それはしょうがないか。

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Sid Meier’s Civilization Vを始めました。Sid Meier率いるFiraxis Games開発のターンベースストラテジーの最新版です。2010年9月発売。ついでに発売済みのDLCを一通り買ったりしましたが、今までの全部合わせるとなんど43ドル程(!)と、円高とは言え結構いい値段ですね。とりあえず追加の文明はいい感じだと思いますが、マップ追加とWonder追加は価格設定を考えると微妙ですね…でもこういうのって全部揃えたくなってしまうものですよね(ですよね!)。しかしながら我ながらメーカーの思惑にうまく乗せられているなとも思います。ちなみに英語版を買ってもゲーム内表記は日本語が選べます(…が、日本語フォントはアンチエイリアスがかからず、見た目があまりきれいでなく読みやすいとも言えないため、英語が読めるなら英語の方が…)。

Civilizationシリーズのゲームスタイルは一貫して同じで、プレーヤーは太古の世界から近未来までを一つの勢力(文明)として渡り歩いて、他の文明と争いながら世界一の文明になることを目指します。しかし近作は5年ぶりの新作ということで、ゲームルールには大幅な改定がおこなわれています。このシリーズはIII(拡張パックは未プレイ)、IV(Warlordまで)と遊んでいますが、かなり感じが変わった印象を受けますね。新しく追加され要素は多いですが、逆に前作で追加された多くの要素が削除されており、引き継いだ要素についても大幅な簡略化が見られます。ついでにIIIやIVで存在していたルーチンワーク的な部分にはテコ入れがなされており、全体的にかなり野心的と思われる変更が多いですね。よりシンプルに、よりわかりやすく、という方向になったと言えます。多くの新しいシステムについては実装にちぐはぐさを感じさせる部分も多く、シンプル化の代償として行動の幅が狭められている点があるのは否めないものの、つまらないルーチンワークが少なくなり、よりスピーディーなゲームになったのは確かで、評価できる部分も多いと思います。世間の評価として、IVと比べると完成度が落ちたという意見もあるようですが、個人的にはIIIやIVより好きな感じになっていますね。特にルーチンワークが少なくなり、スピーディーになった点は大きく評価したいです。

ゲームの方は、発売当初こそバグが多いことで話題になっていた感じですが、たび重なるパッチで大分解消されているようです。それでも、若干バギーですが…。とりあえず難易度低めで何戦かしてみましたが、肝心のゲーム内容は相変わらず面白いです。大幅に変更されたアートデザインも気に入りました。特に各文明の指導者のキャラクターデザインがいいですね。前作まではどれも愛想の無い、ふてぶてしいやつらばかりで、ちょっと没個性的な部分が否めませんでしたが(あれはあれでよかったのかもしれませんが)、今回はうまく個性が出ていると思います。中国の指導者、Wu Zetian(武則天)が良い感じです(まだ実際のゲームでは当たったことがありませんが)。

ただインターフェースの出来については、もうちょっと頑張ってほしかったような…ストレスを感じるようなものではありませんが、情報が別々の画面にばらばらに分割されてしまっている部分が多くて頭を傾げさせられます。もっと欲しい情報を素早く整理できるようなものであれば、なお良かったと思います。

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