6月 2011

一通り遊びましたが、Security側のEaly Launchだけがどーしてもクリアできません…難易度落としても無理…むーん。最後のオブジェクトを遂行中、こちらが敵を一掃した後、味方がどっか散らばっちゃってカバーしてくれないことが多いのがきついです。再度りスポーンしてきた敵に一方的にやられてしまうという…。ここのHackingは時間がかかるうえ、HackingはConstructionと違い、Engineerで解除されてしまうのが痛い。半分以上進んでいても、簡単に0に戻されてしまうのには心が折れました。この間、まずまずと言ったAIですが、よく見ていると、変なところでスタックして試合中ずっと動けなくなっていたり、最初に言ったようにメインオブジェクトの遂行に消極的だったり(セカンダリオブジェクトが発生すると、目の前のオブジェクトそっちのけで散らばってしまう…カバーしてほしいのに…)と、ちょこちょこまずいと思われる問題がありますね。ただETQWではパッチでAIが改善されたりしていたので、この辺は今回もパッチで調整してくれればいいなと思います。何というか…現状ではAIの問題に限らず、全体的に調整が甘いというか完成度が低く感じられるのが残念ですね。ゲーム自体は非常に面白いので、今後に期待したいです。

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前々回、使える遮蔽物が少なくて打ち合いが単調と書きましたが、S.M.A.R.Tをうまく使ったりして進行するルートをいろいろ工夫すれば、そんなことは無かったですね。特にメインで使う武器をサブマシンガン系からアサルトライフル系に変えて、出来るだけ敵と距離を取るように心掛けてからは、比較的うまく立ち回れるようになりました。また近距離では、スライディングが無茶苦茶使い勝手がいいですね。銃弾を避けたり、敵は転ばせたり出来て良い感じです。

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Brinkですが、レベルが上がって徐々にいろいろなスキルを取れるようになってきました。用意されているスキルは全部で48種類あり、1レベル上がるごとに、1つのスキルを習得できるようになっています(20レベルが最大の為、48種類全ては習得できないようになっています)が、その中でもBrinkではMMORPGでよくあるバフ(味方を強化する魔法のこと)がフィーチャーされていて、かなりユニークに感じます。武器のダメージを増加させるWeapon Buffや、一定時間ダメージを無効化させるAdrenaline(但し効果が切れると、その間に受けたダメージが一気に来る)など戦闘面に関連するものから、移動スピードを上げたり、体力の自動回復速度を上げる補助的なものなど、いろいろ用意されています。どのモードで遊んでも敵のレベルはプレーヤーのレベルに合わせて上がってくるため、敵もいろいろなスキルを使ってくるようになって、なんだかにぎやかになってきました。

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Brinkは英国Splash Damage開発、オブジェクティブベースの対戦型FPSです。オブジェクティブベースというのは、マップ毎に設定された目標を時間内に達成できるか、阻止できるかを攻守に分かれて競い合うゲームスタイルを指します。また、Brinkではクラス制を採用しており、チーム内で個々の能力の違う4つクラス(職業)を適宜選択しながら目標を達成(もしくは阻止)していくことになります。プレイフィールは、同じ開発元、同じオブジェクティブベースのゲームであるEnemy Territory: Quake Warsと非常によく似ており、ゲーム自体の作りもETQWを気に入ったユーザーであれば、すんなり入っていけるようなデザインになっています。

ゲームモードは全部で三つあり、マップを一定の時間軸に沿って攻略していくCampaign、自由に設定を変えてマップを遊べるFreeplay、そしてチュートリアルとゲーム内テクニック習得を兼ねた専用のマップで戦うChallengesの三つが用意されています。プレーヤーはゲームを進めることで得られる経験値によってレベルアップしていき、新しいスキルを使えるようになっていきます。ETQWでは、この経験値はCampaignが終わるとリセットされる仕組みでしたが、Brinkでは恒久的なものに変更されており、レベルアップによって得られるポイントを消費して、豊富に用意されたスキルの中からプレーヤー側で取捨選択していく複雑なものに変わっています。また、武器も20種類以上ある中から選べるようになっており、性能をカスタマイズできるアタッチメントの存在など、全体的にRPGライクなシステムを採用しています。ついでにキャラクターの外観もカスタマイズができるようになっており、最近流行りのアバター宜しく顔や髪形、服装などを細かく変更できるようになっています(こちらは性能には影響しない)。

とりあえず4,5時間遊んだ時点でのファーストインプレッションになりますが、個人的には非常に面白いと思いました。オフラインプレイでの評価になります。全体的なゲームデザインに関しては、よく練られていると感じました。オブジェクティブベースで行われる、目標をクリア(もしくは阻止)しながら戦線をスライドさせていくスピード感のあるゲーム展開は相変わらず楽しいです。今回はマップが非常に狭く作られているのが特徴的で、移動の窮屈さをパルクールアクションでカバーしながら走り回る形になっているため、一般的なFPSと比べても密度の高い戦いになっています。Brinkでは基本的に8vs8に16人対戦が基本ですが、敵味方10人以上が一つのホールで戦い合うことも多く、全体的にがんがん倒して、がんがん倒されるデザインになっていて、爽快感があります。ただ、マップの構成上、遮蔽物に使えるオブジェクトが少なく、全体的に真正面から打ち合いになるシーンが多く、その点はちょっと退屈に感じます。

キャラクターカスタマイズについては、スキルや武器を様々な種類から選択できるのはリプレイ性を増しており非常に気に入りました。Brinkで用意されているMAPは8つと、ちょっと少ない感じは否めないので、うまくその部分をカバーしていると思いました。外観のカスタマイズについては最初、せっかくカスタマイズしてもFPSなので自分の姿が見えないんじゃ…と思ってあまり期待してなかったんですが、Campaignの途中に挿入されるカットシーンにさりげなく登場していたりして、なかなか面白いと思いました。

期待していたAIの動きについては、まずまずだと思います。海外のレビューでは、期待外れという声が多いですが、特に奇妙な動きが見られるわけでもなく、ETQWと比較しても相変わらず、よくゲームシステムを研究しているような動きをするので頼りになります。ただ非常に残念なのが、ETQWで用意されていたクイックチャットが廃止されている点で、AIに対して命令を発信できないのが非常に残念です。これさえできれば、ほとんど完璧なのにな…と思いました。

最後になりますが、バグがちょこちょこ見受けられるのが気になりますね。ゲーム中突然、文字がグリーキング(というか文字化け?)されてしまうのが非常に気になります。また、自分の環境では、ambient occlusionやanti-aliasingなどを有効にすると画面が正常に表示されません。逆に、シングルプレイでフレームレートが30fpsに固定されるという問題には遭遇しませんでした(60fps固定)。発売直後から、頻繁にバージョンアップが行われているようなので、今後のバグフィックスに期待したいです。

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頼んだBrinkがいつまで経っても来ないので…というわけではないのですが、Brinkの開発元であるSplash Damageの前作、ETQWを遊んでいます。グラフィックカードを変えて一番効果が出たのが、恐らくこのゲームで、WUXGAの解像度かつ最高設定でも十分なフレームレートが確保できるようになり快適です。

ETQWは対戦型FPSとしてはオブジェクティブベースのゲームデザインを採用しており非常に複雑なシステムを持つゲームですが、そこが面白いと思っています。残念ながらセールス的にスマッシュヒットとはいかず、早々に失速してしまった感は拭えませんが、個人的には、ゲームデザイン・グラフィック・世界観を含めて非常に気に入っていて、2007年発売とちょっと古いですが、今まで遊んだFPSの中で最も好きなゲームの一つです(ちょっと欧米っぽい言い方…one of the most~みたいな)。

ETQWで評価したいのは、何と言っても、チームベースで複雑なゲームにもかかわらず、AIが抜群に賢いのがいいです。前にもAIヶ賢いというのは書いた記憶がありますが、発売から4年経った現在でも、このレベルのAIを搭載する対戦型FPSは他にないと思います。デスマッチ主体のFPSであれば、Unreal TornamentなどのAIが評価されたりしていますが、ETQWのようにチームで連携出来るレベルとなると、まともなAIを搭載しているゲームを探すのがそもそも難しい状態だと思います(インターネットを介した対戦のハードルは以前ほど高くなくなり手軽に対人戦が楽しめるようになったため、高度なAIの搭載がそもそも必要視されていないのかもしれませんが)。プレーヤーがバックアップを頼んだ時に、2~3人のAIが四方八方を適時カバーしながらついてきてくれるFPSは、ETQW以外ではなかなか無いですね…Shadowrunもかなり賢いと思いますが、プレーヤーの指示に対してアバウトなのが非常に残念です。そんなわけでBrinkでもAIには力を入れているという話を聞いたので、非常に期待しています。

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