積みゲーって言うのは遊びかけのままほっぽり投げてしまっているゲームのことです! そんな事知っとるわーって感じですか。というわけで、のったくらと積みゲーを消化しております。前回話題に挙げた「Vampire: The Masquerade – Bloodlines」以外にも日替わり弁当プレイです。いや隔週替わりかな…なはは…
Armies of Exigo

というわけで、「Armies of Exigo」です。キャンペーンのクリア目指してがんばっています。AoXのキャンペーンは一つの種族につき12ステージからなり、Empire、Fallen、Beast Hordesの3種族の全36ステージで構成されています、DragonShardと違い最初から複数の種族のキャンペーンが解禁されているわけではなく、ストーリーに沿ってEmpireの次はFallen…というふうに順にクリアしていくようになっています。現在は何とかEmpireのキャンペーンをクリアして、Fallenのキャンペーンに進んだところです。難易度はもちろんEasyだー!

しかしこのAoXのキャンペーン、大分しんどいですね。Easyでもかなりてこずらされます。特に途中にある拠点防衛のマップは、これでEasyなの~っつーくらい厳しいですね。それ以外でも、全体的に詰め将棋っぷりが半端無いというか…凄まじい操作量と言うか…これはAoXのゲームデザインのせいもありますが、全体的にタクティカルな面においてのマイクロマネージメントに忙殺され気味で、ストラテジーな側面に注力しようとすると非常にフラストレーションが溜まります。
これは確信犯的なシステムの制限から起こります。実際に遊ぶと分かりますが、一度に選択できるユニットの上限が15体という制限や、プレーヤーの命令無しだと敵の攻撃真っ只中でも遠慮なく散けていってしまうユニットの振る舞いなど、プレーヤーの操作を大きくする方向でシステムが組まれてしまっているところに起因します。ゲーム中に30以上からなる大部隊を戦闘中アドリブでとっさに再選択しようものなら、プレーヤーの采配は遅れに遅れ、ユニット達は勝手に散けた挙句にいろんなところで敵にタコ殴りにあって、時間を掛けて用意した大部隊は敵に致命傷を負わせる前に全滅してしまうでしょう。

これを回避するには、もちろんプレーヤーが細かい采配を常に与えていく事に他なりません。命令しないとタコなユニット達ですが、ちゃんと命令すればキッチリ動いてくれます。最大選択人数の制限はグルーピング、スーパーグループを駆使して効率よく管理し、キーボードショートカットを駆使しながらユニット達から目を離さずに命令をしていけば、面白いほどにうまく戦局をコントロールできるようになっています。慣れないうちはただ散ってボコボコにされてたユニットたちが、命令を受けながらキビキビと敵を粉砕していく様は非常に爽快です。

AoXのユニット達は例外なく三すくみ的なルールが組まれているので…つまり、あるユニットは接近戦は強いけど遠距離攻撃に弱いとか…効果的な戦闘に持ち込めば面白いほどあっさり勝てるようになっているのがびっくり。最初は非常にフラストレーションが溜まりますが、慣れていくうちに面白くなってくるから不思議です。
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