6月 2007

ペンギンがサーフィンする同名の映画を元にしたゲームの体験版になります。一瞬、レースゲームかと思いつつそうではなくて、少なくともこのデモで遊べるChampionshipは完全に個人競技となっています。このモードではコースを回りながら波やアトラクションを利用してかっこいいトリックを決めることでポイントが得られ、コース終了時までに得られた合計ポイントが予め決められたノルマに届けばゲームクリアになるようです。体験版では、ノルマクリアしてもコースが増えませんが、たぶん製品版ではコースが増えるのでは。ちなみにこのノルマは最初が15000ポイントで、これは楽勝ですが、次の40000ポイントはちょっときびしめ…26000位までなんとか出せましたが、これ以上はコースをキッチリ覚えないと難しいそうです。

グラフィックは結構きれいで驚かされます。水が弾ける感じがよく出ていて、スピード感も手伝ってかなり涼しげでいいですね! サウンドもボーカル付きでかっこいい! 夏に持ってこいの…って、映画の日本公開は12月で冬じゃないか! ありまー。

ただ若干ですが全体的に挙動が不可思議というか、物理演算(と言っていいのか分かりませんが)部分が甘いかなという感じも…製品版は大分短いらしく、海外のレビューでもあんまり良い点取れてませんが、サクっと遊ぶには面白そうです。値段も廉価版クラスみたいなので製品版に期待です。ちなみに、X-BOX360のコントローラで遊びましたが、なんかちょっと振動しますね。

Neverwinter Nights 2

引き続き積みゲーを消化です。今日の日替わり定食はNeverwinter Nights 2です! って言うかいくつ積みゲーがあるんだよー。我ながらアホだ…。っていうか一月に一本買っても、2~3ヶ月で一本消化のペースじゃ、積んでくの当たり前じゃん! この前大量に処分したと言いましたが、これ以外でも、まだあと3本まだ残っております。そのタイトルはというと、まぁそれはまたの機会ということで。え? どうでもいい? 本当にそうですね!

大分前に「Neverwinter Nights」を遊んだときの印象はあまり冴えない感じでしたが、今回は結構面白そうです。なんて言ってもちゃんとパーティーが組めるようになったのが最大の進化ですね。前作では…って言っても序盤で止めたままクリアしていないんですが…基本的に一人旅だったので寂しかったのです。Oblivionもそうですが一人旅は寂しいのです。やっぱり戦士に魔法使い、僧侶に盗賊と言う感じで、連携しながら進めるのが面白いんですよ! 一度でいろんなスキルやスペル、フィーとが試せるしね。同じDnDベースのゲームである「Temple of Elemental Evil」では話術とか面白いスキル(だったかフィートだったか)とか、戦闘以外でもユニークなものが用意されていてとても面白かったですし。そんなわけで、NwN2でもそんな感じだといいなぁ。

とりあえずこの手のゲームは、まず主人公の職業なんかを決める、いわゆるキャラクターメイキングから始めるわけなんですが…あらあらサンプルキャラクターが残念ながら今回は用意されていないようですね。こう言うと、なんかいろいろ言われそうですが、私は最初のキャラクターメイキングはそれほど好きではありません。なぜならば早く本編が遊びたいからです。そんだけ。いやまぁとにかく、キャラクターメイキングです。Oblivionではゴツイ男の子だったので、今回はエルフの女の子にしてみました。ClassはWarlockを選択。理由は衣装がセクシーだったからだ! 戦闘で使えるかどうかはイマイチよく分からない。この辺はゲーム中で合流するであろう、すばらしく有能(であろう)な仲間達に期待することにします。

グラフィックは非常に綺麗で、3Dながら今までの見下ろし視点のRPGで利用されてきたプリレンダリングに匹敵するかという感じですが、非常に動作は重いです。私の環境(Radeon X1600XT)では最高設定だとゲームになりません。あと一部の重要なイベント時にはキャラクターのアップで会話が進行するんですが、そのときのアニメーションはただ口がパクパク動くだけで、ただ突っ立ているだけなのがちょっと寂しい感じ。これはそのまま見下ろし視点のままでもよかったのではと思いました。

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積みゲーって言うのは遊びかけのままほっぽり投げてしまっているゲームのことです! そんな事知っとるわーって感じですか。というわけで、のったくらと積みゲーを消化しております。前回話題に挙げた「Vampire: The Masquerade – Bloodlines」以外にも日替わり弁当プレイです。いや隔週替わりかな…なはは…

Armies of Exigo

というわけで、「Armies of Exigo」です。キャンペーンのクリア目指してがんばっています。AoXのキャンペーンは一つの種族につき12ステージからなり、Empire、Fallen、Beast Hordesの3種族の全36ステージで構成されています、DragonShardと違い最初から複数の種族のキャンペーンが解禁されているわけではなく、ストーリーに沿ってEmpireの次はFallen…というふうに順にクリアしていくようになっています。現在は何とかEmpireのキャンペーンをクリアして、Fallenのキャンペーンに進んだところです。難易度はもちろんEasyだー!

しかしこのAoXのキャンペーン、大分しんどいですね。Easyでもかなりてこずらされます。特に途中にある拠点防衛のマップは、これでEasyなの~っつーくらい厳しいですね。それ以外でも、全体的に詰め将棋っぷりが半端無いというか…凄まじい操作量と言うか…これはAoXのゲームデザインのせいもありますが、全体的にタクティカルな面においてのマイクロマネージメントに忙殺され気味で、ストラテジーな側面に注力しようとすると非常にフラストレーションが溜まります。

これは確信犯的なシステムの制限から起こります。実際に遊ぶと分かりますが、一度に選択できるユニットの上限が15体という制限や、プレーヤーの命令無しだと敵の攻撃真っ只中でも遠慮なく散けていってしまうユニットの振る舞いなど、プレーヤーの操作を大きくする方向でシステムが組まれてしまっているところに起因します。ゲーム中に30以上からなる大部隊を戦闘中アドリブでとっさに再選択しようものなら、プレーヤーの采配は遅れに遅れ、ユニット達は勝手に散けた挙句にいろんなところで敵にタコ殴りにあって、時間を掛けて用意した大部隊は敵に致命傷を負わせる前に全滅してしまうでしょう。

これを回避するには、もちろんプレーヤーが細かい采配を常に与えていく事に他なりません。命令しないとタコなユニット達ですが、ちゃんと命令すればキッチリ動いてくれます。最大選択人数の制限はグルーピング、スーパーグループを駆使して効率よく管理し、キーボードショートカットを駆使しながらユニット達から目を離さずに命令をしていけば、面白いほどにうまく戦局をコントロールできるようになっています。慣れないうちはただ散ってボコボコにされてたユニットたちが、命令を受けながらキビキビと敵を粉砕していく様は非常に爽快です。

AoXのユニット達は例外なく三すくみ的なルールが組まれているので…つまり、あるユニットは接近戦は強いけど遠距離攻撃に弱いとか…効果的な戦闘に持ち込めば面白いほどあっさり勝てるようになっているのがびっくり。最初は非常にフラストレーションが溜まりますが、慣れていくうちに面白くなってくるから不思議です。

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とりあえず、しばらくは積みゲーを消化していくつもりでございます。というわけでBloodlineです。遊び始めたのはいいけど、途中でほっぽちゃうのを何回か繰り返して…3度目の正直です! っていうかですね、なんつったって、このゲーム英文の量がはんぱじゃないんで、まぁ基本的に英語苦手な私には正直しんどいんですよねー。でもゲームは面白い。でも英語むずい。ってな感じで、放置してしまっていたんですが、今度こそクリア目指してがんばります。

ゲームシステムは非常に独特ですが、ゲームが始まるとチュートリアルが用意されており、一連のゲームシステムを学べるようになっています。

とりあえずまだ、序盤も序盤ですが、非常に会話の比重が高いゲームです。キャラメイクで自動作成を利用したらTremereというクランになりました。このクランは会話を有利に進められるDisciplineを持っていて、相手に対してイニシアチブを握れるような選択肢が時折現れ、有利に進められるようになっているのはちょっとラッキー。反面、戦闘は余り得意な方ではないように見えます。

まぁ、英語は難しいと言っても、ちゃんとクエストログが完備されていて、どんなクエストが進行中なのか、次はどうすれば良いのかはその都度わかるようになっています。

このゲームですばらしいのは、なんといっても雰囲気作り。舞台はいわゆるダウンタウンで、浮浪者や売春婦が辺りをうろうろしているような、そんな世界が広がります。いかにも汚らしいような街中と、そこにひっそりと暮らすヴァンパイア達、…いろんなところに匂っているちょっと危険な香り。コンピュータはもちろん、CUIなモノクロなわけで、細かい所まで徹底されている感じでいかにもアンダーグラウンドって感じですよ!

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Order of the Flame、Lizardfolk共にクリアです! LizardfolkはOrder of the Flameのキャンペーンに比べるとちょっと難しい感じでした。Dragonshardは、DnD関連のシナリオライターを持ってきただけあって、ストーリーが面白いですね。ぶっちゃけ実にベタな話で、ストーリーそれ自体には特に新鮮味は無いんですが、台詞回しとかサイドクエストとかがよく出来ていて、流石RPGをベースにしただけはあるのかなと思いました。

全体的にキャンペーンの流れは、Order of the Flameの序盤から中盤はマップを探索しながらユニットやゲームシステムを比較的ゆっくりと覚えながら進む感じになっています。終盤は、いわゆるスカーミッシュを何戦かやる感じ。Lizardfolkの方はラーニングカーブが前者よりも激しくて、中盤以降からスカーミッシュに入っていくようになっています。

で、非常に苦戦したのが、Lizardfolkのラストステージ。少しだけネタバレをすると、これはOrder of the Flameのラストと同じで、操る種族だけが違うふうになっています。ルールは三つ巴のスカーミッシュ+特殊ルール。この特殊ルールは、それぞれの種族で勝利条件が違うというのと、プレーヤーが操る以外の種族は最初からフルパワーという点。で、Order of the Flameの場合、大分楽なステージだったんですよね。比較的守りを固めていれば勝てるという感じで。で、問題はLizardfolkで、特殊ルールの関係で、攻めないと勝てない…しかも相手は最初からフルパワーなわけで、序盤からJuggernauts(いわゆる攻城兵器。各種族に一体だけ生産できる最強のユニット)でこっちの本拠地を攻めてくるという仕打ち。でも守っているだけでは、特殊ルールですぐにゲームオーバーになってしまうので、Juggernautsによってのある程度の損害覚悟で、資源収集+攻撃を行わなければいけないというのでRTS苦手な私には、難易度easyでも5回位やり直しました。まぁ、このゲームの場合、相手フルパワー、こっち初期装備な序盤をしのぎ切れれば、もうゲームは勝ったも当然なので(いわゆる、敵の援軍だ! みたいなイベントが無い)、その点は簡単でよかった。

ちなみにゲームの評価に関してですが、ゲームシステムはユニークなものの練りこみ不足な部分が目立つ…という感じですかね。練りこみと言うか、細かいところの不備が目立つと言うか。Ctrl+数字キーとか、グルーピングは出来ても再選択は画面の数字をクリックしなきゃいけない所とか(私だけ? 数字キーを押すと、逆にグルーピングが解除されてしまう)、ダブルクリックしてもフォーカス移動しないとか…。でもRPGを絡めたゲームのシステムは非常に面白いと思ったので、続編希望です。

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Supreme Commanderは、スカーミッシュは止めてキャンペーンの方を進めています。結構難しくて序盤から苦戦していますがなんとこのゲーム、負けても次に進めてしまうんですよね。誤解ないように言っておくと、いわゆる勝敗でストーリーが分岐していくダイナミックキャンペーンってやつではなくて、文字通り「このマップを勝ったことにして次へ進む」ってやつです。この思い切りのよさがクリス・テイラーなのかなぁと感心したり…していいのかよく分かりませんが。おかげで比較的順調に進んでおります。AeonとUEFをそれぞれ2面までクリア…って言ってもUEFの2面は実際にはクリアしてないんだけど…。マップはそれぞれ完全に独立していて、一度ストーリーを進めれば過去のマップはいつでも遊べるようになります。

Dragonshard

Dragonshardはファンタジー・テーブルトークRPGのルールセットであるDungeons and Dragonsをモチーフにしたリアルタイムストラテジーですが、利用されている世界観はBalder’s GateやIcewind Daleで有名なForgotten Realmsではなく、Eberronが採用されています。Eberronは中世ヨーロッパをモチーフに強大な魔法で動く飛行船や意思を持つ機械人形などが登場するというようなもので、剣と魔法の世界に一部オーバーテクノロジーを混ぜたような設定になっています。

表題のDragonshardというのはEberronにおいて断続的に空から降り注ぐ隕石の呼び名で、この世界ではメジャーな鉱石らしいです。Dragonshardには魔法の力が封じ込められており、巨大なものであればあるほど、ゲームに登場するThe Heart of Siberysのようにその力も大きいよう。小さなものも資源のひとつとして登場しており、隕石という設定どおりにマップへと定期的に空から降り注いできます。

ゲームの舞台はXen’drik大陸にあるRing of Stormと呼ばれる地域で、嵐に包まれている事からこの名が付けられているところです。遥か昔に巨大なDragonshard、The Heart of Siberysが空から落ちてきたことにより、この大地に元々存在していたエルフの都市は地下へと消失し、この嵐が作り出されたといわれています。今ではDragonshardによりトカゲから突然変異した種族、Lizardfolkが辺りを治めています。

ゲームのシングルプレイヤーモードでは、このThe Heart of Siberysを支配しようとするOrder of the Flameと、人間達の侵略から守るために戦うLizardfolkの二つのキャンペーンが収録されています。

ゲームシステムは全体的にRPGとRTSを混ぜたような感じで、ゲーム進行はマップの探索がメインで、その都度更新されていくタスク(敵の殲滅が主)をクリアしていくような感じになっています。Dragonshardではゲームクリアに必要なメインタスクの他にも、クリアが任意のオプショナルタスクが豊富に用意されていて、プレイ感覚は大分RPGに近い感じがします。日本では全然話題にならなかった感もあるものの、ストーリーや演出ががしっかりしていて、ゲームシステムも独自色が強いもののよく工夫されている感じがします。海外のレビューでは軒並み高得点だったのも頷けますが、セールス的にはそれほど良い結果は出なかったようです。

マルチプレイはまだ遊ばずに、シングルプレイに注力しています。とりあえずOrder of the Flameのキャンペーン、Chapter 4までクリア。たぶんもう終盤。ひとつのChapterがひとつのマップで構成されていますが、1マップは結構長め。フィールドはそれほど広くは無い分いろんなところにいろんなアイテムやNPCが配置されており、大分詰め込んである印象を受けます。

あまりグラフィックで勝負しているゲームにも見えませんが、キャラクターアニメーションはよく出来ていると思います。BGM含めてサウンドエフェクトは結構良い感じ。ちなみに数少ないRadeon推奨ゲームのようで当時のAtiのロゴが表示されますが、ゲームオプションからアンチエイリアス選択してもジャギーのままだよー、Radeon使っているのにこの仕打ち。ついでに数少ないAGEIA PhysX対応ゲームでもあるようです。

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一昨年、XBOX360のコントローラがPCにも対応っていうことが発表されたときには、あーこれはPCゲームパッドのデファクトスタンダード誕生だなーと思いましたが、なんやねん。対応なのはUSB端子のあるワイヤー吊りのヤツで、肝心の -本体にも同梱しちゃう程の自信作である- ワイヤレスコントローラは非対応でやんの。当時はワイヤレスコントローラが標準装備なんてクールだなー、でもカッコだけで使い物になんの、大味仕様じゃない? みたいなステレオタイプを頭の中で広げる一方で、こりゃいいやみたいな話も聞いたりして、どっちにしても興味津々だったわけです。

でもPCでも使えないなら(本体持ってないし)いいやー、って感じですっかり忘却の彼方でしたが、先月の下旬になんと、ワイヤレスコントローラをPCで使えるようにするアダプタがマイクロソフトから登場。Microsoftからじゃないのが、日本市場の冷え込みを感じますなぁ。

で、さっそく買ってきたのでございます! (超無駄遣いだよー)設定は簡単で、ドライバのインストールも簡単。常駐ソフトが一個増えますが、コントローラ中央のしいたけボタンを押すと、バッテリーの残量表示が出来るのは便利。でもこの常駐ソフトが立ち上がってると、私の環境限定かもしれませんが、一部のソフトウェアがうまく動かなくなっちゃう。だから自動起動はずしちゃったよ、もったいないけど。

肝心のコントローラの出来は申し分ないです。目立った遅延も無く、通信が不安定になる事も無く、それほど重くも無く。唯一気になったのがスタートボタンとバックボタンの位置でしょうか。なんか間違ってしいたけボタンを押してしまいがち。慣れの問題かなー、これは。まぁでもやっぱりワイヤレスはいいですね。置き場所に困らないし。使ってるときもそうですが、使わないとき、ワイヤーがだらだら延びてるのってぶかっこうだし、ちょっと危険だし。取り回しが楽になるだけでも、大分印象は違って見えます。

でもやっぱ気になるところも有りますよねー。ひとつはやっぱりフォースフィードバック非対応! これは、ワイヤードの方も同じなんですけど、ワイヤレスも同じ。まぁ私の場合、FFB対応のゲームは殆ど無いので(っていうか、この前まではいくつかあったけど、以前言ったとおり持ってるゲームの3/4程は処分しちゃったので無くなった)殆ど気になりませんが、レースゲームとかすると、やっぱ寂しいですよね。

あともうひとつはやっぱ導入コストかなぁ。XBOX360本体持ってる人なら、アダプタ(2000円)だけで済むけど、無い人(私)はコントローラ(4500円)も買わなきゃいけないわけで。今回たまたま、コントローラは中古品(と言ってもブリスターの封が切られていない、未開封品だった)を見つけたので、幾分か安く手に入ったのがラッキーでしたが、それでも5000程度掛かってしまったわけで、(一般的なゲームパッドと比べると)大分高いと言わざるを得ないわけです。

まぁ、でもコンシューマ向けの高品質なゲームパッド -しかも今回はワイヤレス- がPCでも手軽に使えるようになるのはいいですよね。粗製乱造の多いPCゲームパッド市場で耐久力がどうのこうの、コンシューマのパッド変換機を買って入力遅延がどうのこうのとフラストレーション溜めてるよりか、全然健全なのがいいです。こういうハイブリットな仕様を打ち出しているマイクロソフトには今後もこの方向でがんばって欲しいですね。特にドライバ…。

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