前回の続きで、7年間に遊んだゲームの中から印象に残ったものを取り上げたいと思います。今回は残念ながらスクリーンショットが残っていませんので文章のみの紹介です。
Darksiders
Vigil Games開発、THQ発売のアクションアドベンチャーです。X-MENの作者として知られるJoe Madureiraがキャラクターデザインおよびストーリーを担当しており、ヨハネの黙示録を題材としながらアメコミ風の世界観が特徴です。2010年1月発売。4部作を前提とした中での第一作目となります。ちなみに2020年現在、3作目まで発売済み。ゲームは、3Dで構築されたマップに配置されている小道具を使って進路を作っていく、いわば地形パズルが中心となっており、いくつかの地形パズルを解くと、敵との戦闘シーケンスが入ります。ステージの最後にはボスが待っており、倒せば次のステージに…という形で進みます。地形パズルを含め、全体的な難易度は高めで、かなり苦戦させられました。ただし地形パズルは自分にとっては、かなり絶妙な難易度で、ギリギリ自力で解けるレベルという感じで楽しめました。ただパズルのメカニズムは、ほかのゲームから拝借したと思われるアイディアが殆どで、新鮮味はあまりありません。なんというか、数あるゲームのいいとこ取りという感じですね…。一方、戦闘の方はアクション性が高く、とにかく苦戦させられました。激しい戦闘の中で倒し方を探さなければならないものも多く、特に後半のボスのいくつかは、攻略サイトを見てやっと倒せました…。とは言っても、全体的に見てパズル・戦闘・ボス戦がバランスよく配置されており、なかなか面白いと思います。
Watch Dogs
Ubisoft開発・発売のオープンワールドアクションゲームです。ハッキングを生業とした主人公の復讐劇を描いており、あらゆるデバイスがオンライン化された街を舞台に、ハッキング術を駆使したステルスアクションがテーマになっています。2014年5月発売。ハッキング、ハッキングってクラッキングだから!それは置いといて、復讐劇とありますが、正直なところ仲間割れのような形で自業自得な感じで、主人公には全く同情の余地はない感じ。むしろ主人公のせいで危険に巻き込まれてしまう親族に同情してしまうようなストーリーです。一応メインストーリーはクリアしましたが、良くも悪くも全体的に大味な作りで、発売前は期待していたものの、大分がっかりしてしまいました。グラフィックは緻密ですが、システムはかなり大雑把な印象で、アクションの面白さはあまり感じませんでした。とにかく様々なミニゲームの集合体のような感じは否めない。オープンワールドを生かして色々な要素を体験させたいという意思が感じられるんですが…。ライトなゲーム性を期待していれば、問題は無いと思いますが、ハッキング主体のRPG的なものを期待すると、かなり肩すかしを食らうと思います。
Life is strange
DONTNOD Entertainment開発、スクウェア・エニックス発売のアドベンチャーゲーム。時を戻す能力を得た少女の日常を描く。2015年1月発売。珍しくアドベンチャーゲームを遊びました。タイムリープの青春ものと言うことで興味があり、英語版の体験版を遊んでみましたが、読むのがしんどいなと思って当初は諦めました。その後日本語版のリリースが発表されたので思い切って購入しました。ゲームはよくあるポイントクリックタイプのアドベンチャーゲームで、概ねリニアに進行しますが、多少の分岐はあります。ゲーム自体は非常に丁寧に出来ており、よく出来ていると思いました。グラフィックもきれいです。リプレイ性はありませんが、正当なアドベンチャーゲームとして楽しめました。ちなみに当時サウンドトラック同梱の限定版が発売されており、海外から取り寄せたものの梱包が適当で(よくある事です)サントラのジュエルケースが割れていたのが衝撃でした。CDは無事でした。今でもよく聞いているんですが、特にオープニングに使われているTo All of Youは、体験版でも流れていた曲で非常に印象深いです。
Comments are closed.